『心に残っている』漫画の「シーン、回、巻」をご紹介させてください。
ご紹介の前に、注意事項です。
・個人の好みなので本記事きっかけで読んだけど面白くなかった場合はご容赦ください。
・ネタバレ注意と記載しておりますが、気づかず見てしまったじゃねぇか!という場合も何卒ご容赦ください。
・順不同でランキングではありません。
・本記事の内容は2024年8月時点のもので、今後大幅に入れ替わったり、増減する可能性があります。
・該当する「シーン、回、巻」があってもその後の展開等々で次巻を買わなくなった、読まなくなったものは除外しています。
・記事中に対象のページ数を記載している箇所がありますが、作品によってはページ数がふっていないため電子版のージ数を記載しています。これが紙のページ数とズレている可能性ありです。電子版は本編以外の表紙や目次ページもカウントしているため。
■『心に残っている』漫画の「シーン、回、巻」
『ザ・ファブル』より【18巻、192話の許せない男・・・~194話の・初対面の男・・・。】 → 衝撃、胸熱
このシーンは何度見た事か。
胸熱が止まりませんでした。
特にP147で倉庫内に捕らわれているアキラの携帯に、それがアキラと気づかず山岡が携帯にかけてバイブレーション音がなるまでの流れ。
不良(スズムシ)が山岡の指示でミサキに襲い掛かろうとした直後にアキラにぶっ飛ばされてP148、149の「ビタァ」の見開き。
次いでP152は山岡の視線の先に、窓についた不良の血で少ししか見えないアキラの姿。
ヤバ過ぎました。
ボスの最高傑作と言われているアキラと死の遊びがしたくて、ミサキを拉致した山岡一派。
自身の復讐で来たヨーコとヨーコが心配で加勢にきたマツが山岡一派に返り討ちに合い絶対絶命の状況。
ミサキを拉致した際に、拉致現場を見られたことで一緒に連れて来られた男とミサキは倉庫内のコンテナハウスに捕らわれていました。
不良(スズムシ)に見せしめのためにミサキを襲うように指示を出す山岡。
襲われるミサキ、ヨーコとマツは何もできずに目を瞑って耐えます。
アキラがボスの言う通りの最高傑作なら、自分たちの一連の異変に気付いていて、既に近くにいるはずだと山岡は言います。
そしてミサキから没収した携帯でアキラに電話をかける山岡。
着信を知らせるバイブレーション音が倉庫内の携帯から鳴ります。
ブブ、ブブブ、ブブ
異変に気付く山岡、同時にミサキに襲い掛かろうとしていた不良がアキラにぶっ飛ばされました。
それに気づいてコンテナハウスに目をやり、「さ・・・・佐藤アキラ・・・・か・・・・」とつぶやく山岡
アキラがいると知って勢いを取り戻したヨーコとマツは反撃に出ますが、またもや返り討ちにあいます。
アキラに対してコンテナハウスから出てくるようにいう山岡。
アキラはミサキにあとで全部話す、すぐに済むから待っててと言い行動を起こします。
そしてドアの手前まで不良(スズムシ)を盾にした状態で出てくるのですが、P178でアキラが銃を出したことで、P179ではミサキが以前に自分を助けてくれたのはアキラだったと気づきます。(6巻、59話、ナイフのお話・・・・。)
『ザ・ファブル』は全巻通して面白いのですが、この付近は全てが胸熱でした。
本作を読むためだけにヤングマガジンを買っていたくらいです。
『クローバー』より【34巻、第308話、「広島港集合」】 → 胸熱
本作は深夜帯で主人公を賀来賢人さん、謎の美少女役を有村架純さんが演じてドラマ化されています。
面白い漫画と良い役者さんだったんですが、切り取ったシーンが盛り上がらず勿体なかったです。
さて、本題です。
一時期過ごした広島の時代の友達が、不良校と揉めていることを知った主人公の美咲隼斗。
離島にある不良校に一人で乗り込みますが、今は5対5のタイマンイベント中だから4人の仲間を連れてこいと言われてしまいます。
美咲はこれまで知り合った喧嘩自慢達に声をかけるのでした。
そうして集まったのが、
九十九商業の「ゲンゲン」、天童志の裏番「真木」、華咲高校のはぐれ番長「真田」(妹付き)、ハンマーヘッドの頭「吉良」の4人でした。
34巻は表紙が既に全員集合している絵ですね。
ヤンキー漫画、不良漫画のあるあるですが、中盤以降に出てくる強敵や多くの敵に対抗するために、それまでにシノギを削ったライバル同士で共闘します。
クローズ、ろくでなしブルース、今日から俺は!!、カメレオン等ではどれも共闘シーンがありますね。
本回もそれなのですが、とにかく胸熱です。
何かで知り合ったり、揉めたりしたことがある各校や各地域の強者が集まって共闘していくのは、やはりカッコイイです。
『ザ・ファブル』より【11巻、第110話、怪しき来客・・・・。~第112話、教わる男・・・・。】 → 衝撃、胸熱
本記事ではザ・ファブルより2つ目となりました。
このシーンも名シーンです。映画でもこのシーンは映像化されていますね。
昔の因縁も絡みつつ、アキラとミサキが働くオクトパスの面々を巻き込んで行く回です。
クズ男の貝沼が鈴木に拉致されたため、追いかけたアキラ。
平凡な見た目にも関わらず、銃を持って撃ってくる鈴木を物ともせずに追いかけます。普通は銃をみたら逃げますね。
アキラから24時間以内に貝沼を返すように言われた、鈴木も殺し屋の中では凄腕に位置する男でした。
アキラに対して先手をとろうと、ヨーコの家に行きます。
ヨーコは夕食の鍋を作っているところでした。
P58で無表情の鈴木が土足でヨーコの家に入って来ます。
P60でヨーコは手元の銃に目線を贈って確認します。
P63で2人はテーブルをはさんで対峙します。
ここの一連の流れは凄かったです。
鈴木からファブルについて聴かれますが、ヨーコはとぼけます。
しかし普通の女は知らない男が銃を持って土足で家に入ってきたら、そんなに冷静じゃないと突っ込まれます。
確かに!!
そしてP82の「教えてあげる♡」、P83の「6秒で終わるんだから」の台詞のあとP89~92でヨーコは鈴木をボコります。
ベールに包まれたヨーコの強さが初めて観れたシーンです。
P94のヨーコの立ポーズも良かったです。
『ドンケツ』より【24巻、第百五十七話、対峙】 → 衝撃、胸熱
エグくてザ・ヤクザという感じのキャラクターが出てくる本作。
24巻では、頭を使って主人公サイドを攻撃している勢力との決着に向かって動きます。
昔馴染みの知り合いを卑怯な手で殺され、街中がカオスになる中でやっと不良たちの居場所を突き止めたロコマサ達。
P66、67の到着の見開きでは一斉にロコマサ達の車が敵のアジトに乗り込みます。
そしてP86ではブルドーザーを使って、敵主力の身内を運んで来ます。
どちらも悪は悪なのですが、水面下で意地の悪い攻め方をする敵サイドにモヤモヤする状況が数巻続いていたので、この巻からの大反撃はスカッとしました。
『4000年ぶりに帰還した大魔導士』より【第143話】 → 胸熱、感動
ピッコマは本当に面白くて絵が綺麗な良い作品がめちゃくちゃあります。
その中でも本作は特にお気に入りの1つです。
残念ながら2023年10月25日より長めの休載に入っており2024年8月14日時点でも再開していません。ピッコマは人気作でも長めの休載に入ることがチラホラあります。
さて、本題です。
サークル(伝説の人物の意志を継いだグループ)のリーダーである「ベニアン」が自信なさげなのを気にして、外に呼び出す主人公のフレイ。
ベニアンは自分がリーダーの器ではないのでフレイにリーダーになってほしいと言います。
ベニアンがまだ言い終わる前に、被せてフレイが話し始めます。
「私の旧友が長年の眠りから目覚めました」
(フレイは4000年ぶりに目覚めた大魔導士ルーカス・トロウマン、ここで言う旧友は同じく大賢者のシュハイザー・ストロー)
「私なんか足もとにも及ばないすごい奴です、私は昔からそんな彼の信念を尊敬していました」
ベニアンは微笑みながら「わたくしはフレイをそう思っています、フレイの旧友に会ってみたいです」と言います。
フレイは「そのうち会えます」とだけ答えます。
そしてフレイは続けます「ところが・・・そんな彼でも不思議なくらい弟子には恵まれなかったんです、私より博識で教え方も上手だったのにどうしてかな・・・」
「目覚めた時に私の意志を継いだトロウマンサークルの話をしたら、感心していました」
そしてここからベニアンの表情が変わります。
「4000年もの間、私たちの意志を受け継ぎデミゴッドと戦う人間がいるとは思わなかったから・・・」
さらにここから口調がフレイではなく、本来のルーカス・トロウマンのものになります。
「この上ない喜びだと思わないか?」
「あいつは自分の意志を受け継いでいるストローサークルの現状を一番知りたがっていた、だが私は答えてやれなかったんだ、ストローサークルが腐っていることを知れば落ち込むはずだから・・・」
ベニアンはフレイがこれまでのフレイらしくない話し方をするので「どうしたんです・・・」と問いかけます。
しかしフレイは無視して話を続けます。
「あいつ・・・つまり私の旧友の名はシュハイザー・ストロー」
ベニアンは「もしかして、あなたは・・・」と言います。
「シュハイザーは4000年経っても弟子に恵まれなかった、私がトロウマンサークルを初めて見た時、何を思ったかわかるか?」
「綺麗に整備された私の像、規律、意欲あり志が高いリーダー、私は・・・、本当に恵まれているな」
「4000年経っても私の意志が・・・、はっきり受け継がれていたからだ」
「私の名を継承したお前たちを誇りに思う」
そして、ここまでベニアンに背を向けて話していたフレイは振り向くと同時にルーカス・トロウマンの見た目になり続けて言います。
「ずっとお前に言いたかった」、「ありがとう ベニアン・アルゼント」とお礼を言うのでした。
本作はデミゴッドという邪神のような存在に人類が脅かされている世界です。
その中でルーカス・トロウマンは人類最強の大魔導師としてシュハイザー・ストロー達と共に抵抗していました。
しかし戦いに敗れてルーカス・トロウマンは4000年も闇の牢獄に捕らわれていたのです。
その自分がいない、4000年という長い間、他の英雄の名を冠したサークルが腐っていく中でトロウマンの名を冠したサークルは苦しみながらも形を保っていました。
自分や他のメンバーの活躍で自信をなくしているトロウマンサークルのリーダーであるベニアンに、このタイミングで正体を明かしてお礼を言ったのでした。
ここは何度も読みました。
とんでもない胸熱です。
本作は現時点で189話出ています。
ピッコマは最初の方が無料で読めるので、気になる方は無料で試し読みをしてみてください。
■おわりに
頭の中にあるものをスラスラ打っていく日記と違い、正確なタイトルや巻数、ましてやページ数などは覚えていないので1つずつ確認したり、読み返したりで文字数の割に漫画の記事は時間がかかる・・・。
しかしオススメしたい漫画、見てほしいシーンはまだまだあるので、時間を見つけては書いていこうと思います。
ご紹介した中のいずれか一つでも、どこかのどなた様かの共感が得られたり、本記事がキッカケで読み始めて頂けたら嬉しく思います。