2024年8月22日に『ニトの怠惰な異世界症候群 ~最弱職〈ヒーラー〉なのに最強はチートですか?~』の最新”7巻”が発売されました!
待ちにまった次巻が待ち遠しい漫画の最新巻です。
本記事はネタバレを含むので閲覧注意です。
作品の完成度や全体評価なら「葬送のフリーレン」が最も高いですが次巻が待ち遠しいのはこの『ニトの怠惰な異世界症候群』、『片田舎のおっさん、剣聖になる』の『追放されるたびにスキルを手に入れた俺が、100の異世界で2週目無双』、『勇者パーティを追放された俺だが、俺から巣立ってくれたようで嬉しい』、最後に単行本はありませんがピッコマで連載中の『回帰した鉄血の猟犬』がベスト5です(2024年8月時点)
『回帰した鉄血の猟犬』は最新話で展開が願っていたものになり次話の待ち遠しさが倍増しました。
『ニトの怠惰な異世界症候群』は待ちきれなくてWEB小説を読んでしまっているのでストーリーは知っていましたがイメージ通りで素晴らしかったです。
そんな最新”7巻”の”ちょっとネタバレ”感想です。
■『ニトの怠惰な異世界症候群』とは?
ある日クラスごと転移させられた主人公のマサムネでしたが最弱職のヒーラーを授かってしまい召喚主の王族に追放されてしまいます。この王族がめちゃくちゃ嫌な奴。しかも追放される過程ではクラスメイトからも馬鹿にされてしまう始末(内心は心配してくれていた人もいる)でした。
更に追放先は超高難易度のダンジョンで絶体絶命です。
しかし、このダンジョンで超々強力な固有スキルを手にいれた上に魔王みたいな強さの人物(レベル916)と仲良くなります。
そうして地上に戻ったマサムネはトップクラスの強さを誇る龍騎士がレベル48という世界で”レベル697”とバカみたいな強さになっていました。さらに神懸かり的な固有スキル、元々持っていたヒーラーの治癒スキルもチート、凶悪ダンジョンで多くのレアアイテムも入手していました。
正にタイトル通り「最弱職なのに最強」です。
自分を追放した王族に復讐するために旅を始めるマサムネ、道中で仲間になる魔族の姫トアとワクワク展開も多くあります。
何より圧倒的な強さと強力かつ不気味な固有スキルが魅力的。
冒頭でお伝えしている通り時間が待ち遠しい超オススメ漫画です。
■7巻の感想
「龍の心臓」との共闘を終えてトア達が待つ拠点に戻るマサムネ。
レベルは699に上がり新たに転移を含むチートスキルを複数手に入れてさらに強くなっています。
転移直後、部屋に戻ると緊急避難警報が鳴っていました。
モンスターの大軍が攻めてきたのです。
マサムネが行動を共にしているトアとネムが街の人を助けるため一足先に救援に向かったと知ります。
また同じく知り合いのシエラ、ヒルダ姉妹と2人も所属する王国最強の白王騎士も出動しています。
トア達を助けるためにモンスターの大軍がいる方へ向かうマサムネ。
道中で道具屋のシャロンと出くわします。マサムネをヒーラーで最弱と思っているシャロンは行くのを止めますが、「龍の心臓」との共闘時に手に入れた生きた杖が割って入ります。
この杖はマサムネの願望を叶えるというチートな杖です。
早くトア達の所に行きたいというマサムネの意を汲んでマサムネの背中に黒い羽根を生やします。
戦場では3巻の13話「再会と導き」で登場した怪しい一味が暗躍していました。
マダム・フラン、ギド・シドー、ユン・イーの3名です。この3名自体も強いですが怪しいアイテムにより凶悪なモンスターを召喚した上にスキルで能力アップをさせて街を襲わせるのでした。
迫るモンスターに対して王国騎士団、冒険者達は苦戦を強いられます。
これ以上は無理だと皆が思い始めた時に王国最強の白王騎士達が到着しました。
白王騎士達は強くあっという間にモンスターを退治します。
しかし白王騎士のトップで最強の騎士であるラインハルトは気を抜きません。
なぜなら異常なモンスターの大量発生は更に強い存在がバックにいることを示していると知っているからです。
案の定、退治した何倍もの数のモンスターが再度襲ってきます。
徐々に劣勢になっていく騎士と冒険者。そこにトアとネムが到着して・・・。
7巻の最終ページはモンスターにぶっ飛ばされたシエラに話しかけるトアと横に立つネムで終わりました。
まだ黒幕の3人も出て来てないのに劣勢すぎる。
更に続きが楽しみな展開になりました。
■おわりに
『片田舎のおっさん、剣聖になる』最新巻の感想記事を書きましたがこちらは電子書籍の販売ランキング1位をしばらく維持していました。今は3位(8月22日時点)です。
『ニトの怠惰な異世界症候群』はどうでしょうか?
画については2作品ともそれほど高評価ではないですが世界観にマッチしてますし、前者は戦闘シーンがとにかく秀逸です。後者は設定とスキルが魅力的で好みです。
なぜか仕事が忙しくなり記事を更新できていませんでしたが0時に7巻が発売されて即買い&即読みしてすぐに本記事を書き始めました。
本記事がキッカケで『ニトの怠惰な異世界症候群』に興味を持って頂けたら嬉しく思います。