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”ちょっとネタバレ”『3巻、4巻で未完』のオススメ漫画

現時点で4巻までしか出ていないオススメ漫画をご紹介いたします。


ご紹介の前に、注意事項です。
・未完の作品は行き違いで巻数が増えている可能性があります。
・順不同でランキングではありません。
・本記事の内容は2024年7月時点のもので、今後大幅に入れ替わったり、増減する可能性があります。

 

■『3巻、4巻で未完』のオススメ漫画
『不死王はスローライフを希望します』
3巻出ています。
現世でどうやって死んだかも分からないまま、気づいたら異世界転生していた主人公。

 

流行りのチートや女神様とのコミュニケーションはなく、モンスターが蔓延るダンジョンで最下層の魔物であるゴーストになっていました。

 

転生者だからかステータス画面が確認出来る主人公は、現世でもコツコツレベルを上げるのが好きだったようで、自分の力量にあったモンスターを倒してチマチマレベルアップをしていきます。

 

レベルアップをすることでグレードアップや転職が出来ることに気づいた主人公、ハイゴースト→スケルトンモンク→#&%$*@と成長を重ねていきます。

 

そして100階層に到着。

 

熱中して極めてしまう癖があり、とんでもない強さを手に入れたのでした。
得た称号は「全ての系統樹を踏破した者」となり自力でチートスキルを手に入れます。

 

ダンジョンボスの黒竜を倒して見事にクリア。

 

久しぶりに外に出ます。

 

ちなみにテンプレですが、クリアしたダンジョンは凶悪な超高難易度のダンジョンです。またダンジョンがある場所は、凶悪モンスターが多数おり魔王ですら行くのを避ける深淵の森でした。

 

強くなり過ぎた主人公はその辺を全く気にせず森の真ん中に屋敷を建てます。

ここでも畑づくりや家づくり、家具作りに夢中になります。例えば家具作りで20年など・・・。

 

そうしてスローライフ?を楽しんでいると執事のような服装をした老人男性セブールと若い女リーファが訪ねてきます。
2人は魔王軍所属の魔族でしたが、魔族=強さが全てなので主人公に心酔し眷属になることを願い出ます。

 

絶対的強者の眷属になったことでパワーアップする二人。一緒にスローライフを楽しみます。


魔王でも逃げ出すレベルの魔物をペット兼乗り物にしたり、お酒を造ったり、ゴーレムを作って作業員を増やしたり。

 

配下になったセブールは先代魔王の片腕的な存在で、現魔王体制でも一目置かれている存在でした。魔王軍からすると国の重鎮が行方不明になったわけなので捜索していると、深淵の森に屋敷が・・・。


しかもそこに魔王軍の重鎮のセブールが居たので、魔王は深淵の森と屋敷が手に入る!と喜びます。主人公、セブール、リーファの3人で暮らしている屋敷もろもろを取り上げようと話す魔王。

 

「それは困りますな」の台詞と共にセブールが魔王たちの所に現れます。

 

屋敷を渡してくれたら褒賞を与えるという魔王に「お断り致します」、「今の私は魔王国の民ではありません」と。

 

魔王が激昂して向かってきますが、眷属となり進化したセブールの眼光で魔王と幹部陣は尻もちをついてしまいました。


そして魔王国を更地にしたくなければ手を出してくるなと言い残して去ります。

 

主人公サイドは魔王国に手を出す気など全くないですが、魔王国サイドは気が気ではありません。

 

セブールの息子でリーファの父であるルードと嫁のラギアを屋敷の調査に向かわせて・・・。

 

主人公がめちゃくちゃ強いのに基本スローライフ希望で、ゆるく読めます。
次巻が楽しみな作品です。

 


『SSSランクダンジョンでナイフ一本手渡され追放された白魔導士 ユグドラシルの呪いにより弱点である魔力不足を克服し世界最強へと至る』
3巻出ています。
とてつもない効力のヒールを使えるけど、魔力がなさすぎて1回しか発動させられない主人公はAランクパーティに所属していましたが、パーティが超凶悪なモンスターとエンカウントしたことでピンチとなり凶悪ダンジョンに置き去りにされます。

 

以前よりリーダーのロキ、剣聖ヒメノ、戦士スグレンストの3人には虐待めいたこともされていました。もう1人のメンバー黒魔導師のフェイルは加担しないものの助けもせず。

 

追放された主人公はモンスターに襲われ更に下層に落ちます。
それは超凶悪ダンジョンの最下層で地下200階層でした。

 

しかしこのことでダンジョンの呪いを受けた主人公は無限の魔力を手に入れます。
更に最下層にいた女の子と出会い研鑽を積んでいくのでした。

 

とんでもない強さを手に入れた主人公はダンジョンの外へ。

 

一方主人公を追放したロキたちは、主人公以外の白魔導師のレベルが低すぎるため新人を入れても以前のような活躍はできていませんでした。

 

外に出た主人公は勇者パーティが命がけで挑むような超凶悪モンスターとエンカウントしますが、余裕で勝利。


名を上げるためにダンジョンに挑むロキ達は主人公がエンカウントしたモンスターの劣化版に襲われ・・・。

 

こちらも続きが気になる漫画です。

 


『二度目の異世界、少年だった彼は年上騎士になり溺愛してくる』
4巻出ています。
主人公のサラは気づいたら異世界の森の中に。

食堂で働きながらアパートを借りて暮らします。


魔法が使えるこの世界で、サラは貴重な治癒魔法が使えるのでした。

 

ある日、倒れている子供を治癒魔法で助けてアパートに連れて帰ります。
少年は10歳でルーク、帰る所はないようでした。

 

一緒に暮らすうちにサラに懐き、食堂の手伝いをしたり、サラのように魔法が使いたいと勉強に励むルーク。

 

サラはルークに立派な大人になってほしいと頑張って働きます。
生活費、王都の学院の授業料を稼ぐために。

 

異世界に来て半年、ルークはサラに「どんな人が好みなんですか・・・!?」と聴きます。


サラは戸惑いながらも「顔がよくて、背が高くて、頭がよくて、強くて、お金持ちな人」と好き放題に言います。

 

真に受けたルークはサラの好みを復唱し「自分がそうなったらサラは結婚してくれますか?」と聴きます。


サラは「大人になっても気持ちが変わってなかったらプロポーズしてくれる?」と言います。

 

サラの好みに近づくために一層努力するルーク。

 

その日は突然やってきました。


サラの体が透けて、元の世界への転移が始まったのです。急いでルークに別れを言うサラ。泣いて止めようとするルーク。しかし透けているので触れる事すらできません。

 

サラはいつか来るかもしれないこの日のために食堂の女主人にルークのことを頼み、多くのお金を貯金していました。

 

現世に戻ったサラ。どうやら時間の流れが違うようで、異世界での半年は現世では1か月でした。


そして新卒で企業に入社。3年が経ちます。

 

そんなある日、突然異世界に転移しました。

 

暴漢に襲われ、逃げ惑うサラがぶつかった騎士。成長したルークでした。

 

ルークは即座に「サラ・・・!?」と言います。

 

現世での3年は異世界での15年でした。当時10歳で黒髪美少年のルークは25歳で黒髪の超絶イケメンに成長していました。


サラは23歳。前回の転移では子犬のように可愛がっていた少年が、今回の転移では年上になっていたのでした。

 

ルークはサラを抱き寄せて「この15年・・・ ずっと貴女の姿を探していました」と言います。

 

ルークはサラを探しながら、鬼のような努力をし、サラとの思い出が詰まったアパートも家賃を払い続けてそのままにしていました。

 

アパートに泊まろうとするサラに、ルークは一生面倒をみても返しきれない恩があるから自分の家に来てほしいと言います。


到着した家では多くの使用人が出迎える豪邸でした。

 

成長したルークは、学院を首席で卒業、身長は185センチ、国一番の氷魔法の使い手で騎士団の師団長となっていました。


それはサラの好みの男性になるために頑張りまくった成果でした。

しかし鈍感なサラは気づきません。

 

最年少で師団長となり、氷の騎士と呼ばれ、サラにしか興味がないため女性に笑顔を向けることなどなかったルーク。


ルークとサラが一緒にいるところ見た人々はみんな驚きます。

 

若い超絶イケメンが最年少で師団長、現実世界なら吉沢亮自衛隊の幕僚長みたいなものか・・・。チート過ぎる。


サラの治癒魔法に目を付けたルーク以外の師団長、ルークの元婚約者の超美人(全然サラより美人)など新たな登場人物も次々と・・・。

 

次巻が待ち遠しい漫画です。

 

 

『「もう....働きたくないんです」冒険者なんか辞めてやる。今更、待遇を帰るからとお願いされてもお断りです。僕はぜーったい働きません。』
4巻出ています。
ギャグ多めの異世界漫画です。転生や転移でなく異世界が舞台の漫画です。


魔法の延長という特殊なスキルを手に入れる代わりに初級魔法しか使えなくなった主人公。初級魔法しか使えないことを理由で冒険者ギルドでも安価でコキ使われます。

 

しかしこの延長魔法がとんでもないものでした。

 

通常数分しか持たないバフデバフが数日持ったり、冷凍庫代わりの氷魔法が月単位で持続したりと。

 

そんなことを知らないギルド長や冒険者は主人公をないがしろにし続けます。

 

遂に心が折れた主人公はプータローになる決意をします。

 

すると困ったのは冒険者、貴族、街の人でした。


これまでいかに主人公の延長魔法で助けられていたか・・・。

あの手この手で働かせようとしますが、働くことに疲れた主人公は全て拒否します。

 

無欲な主人公は何も求めていないのですが、能力に気づいた周りが勝手にチヤホヤしはじめます。

2巻で主人公は王女から大魔導師の称号を授けられます。

主人公はそもそも王女だと気づいておらず冗談だと思っていますが、相手は本当の王女なので王族公認の大魔導師となったのでした。

 

この知らせを受けた魔術師の庵にいる魔術エキスパートの面々。

冒険者ギルトと対をなす巨大組織です。

王族公認でポッと出の大魔導師を警戒する面々。正体を魔法で暴こうとしますが、凄腕の魔術師たちをもってしても暴けません。

 

それもその筈、冒険者ギルドのギルド長が手柄を横取りして昇格させなかったりしていた為です。そうとは知らない魔術師たちは勝手に主人公を「自分たちの魔法でも正体が分からない凄腕の大魔導師」と勘違いします。

 

P135 の「降格しているだと!?」は吹きました。

 

自分をコキ使ったギルド長の末路、接触してくる王族、自分に気がある美少女。
ゆるく読めて楽しめる漫画です。

 


『アルマーク』
3巻出ています。
こちらも転生や転移ではない異世界ものです。
チートもないので努力しかありません。


傭兵の息子として生まれた主人公が、魔術師になるために遠く離れた学院に行きます。
チートがない中で同級生との関係、魔物、貴族社会と楽しめる設定が多くあります。

 

主人公も同級生も色々なことを経験しながら成長していく様は見応えがありますね。

電子書籍のキャッチコピーは「剣と魔法の本格ファンタジー、ついに開幕!」です。

世界観にあった絵、いくつかの謎、主人公と同級生の成長は読む人を惹きつける魅力があります。

 

こちらも次巻が待ち遠しい作品です。

 

 

異世界ではじめる二拠点生活 ~空間魔法で王都と田舎をいったりきたり~』
3巻出ています。
現世で1人ぼっちになった27歳の主人公。ブラック会社が嫌になり、遠くに行きたいと呟くと「ならばお前にしよう」の声が。


そして急な異世界転移。「遠くに行ける力を与えた」とだけ言い声が聴こえなくなります。


当初、この遠くへ行ける力は異世界転移のことだと思っていましたが、冒険者ギルドで登録した際に「空間魔法」であることが分かりました。


異世界の人々はこの「空間魔法」の意味が分かりませんが、転移者の主人公は何となく分かります。

 

「空間魔法」=ルーラとかアイテムボックスとかじゃね?と。

 

そして主人公は思いつきます。
交通手段が整備されてない異世界で、依頼をこなすために遠方に行かなければならない冒険者を目的地まで一瞬で運べば良いのでは?


実力がある冒険者は高難度の依頼を1日でいくつもクリアし報酬やランクもうなぎ上り。自分も儲かると。

 

街で暴漢に襲われたのを幸いと大勢の前で暴漢を空に転移させます。
そしてそれを見ていた冒険者から声がかかりました。

 

この目的地まで一瞬で運びます事業が軌道に乗ったころ、商人が声をかけてきました。
私と組まないか?と。

 

この商人は世界一の商会を作るという目標がある男でした。
空間転移と膨大な容量のアイテムボックスを持つ主人公を得た商人は瞬く間に商会を成長させていきます。

 

そして捨てるほどのお金を稼いだ主人公は、仕事をゆるく続けながらも空間転移がある自分なら現住所の王都と超田舎でのスローライフを両立できるのでは?と思いつきます。

 

そして始まる二拠点生活

 

世話になっている超田舎には王都で売れば爆発的にヒットするであろう商品がありました。しかし移動手段がなく売ることができていなかったのです。

 

そこに目を付けた主人公は自分のスキルで何か貢献したいと、特産品を売る手伝いを始めます。

 

バトルなどはありませんが、王都と田舎での人との関りが楽しめる漫画です。

こちらも次巻が待ち遠しい作品ですね。

 


■おわりに
今回は4巻までしか出ていない6作品をご紹介いたしました。


本記事の下書き段階では8作品あったのですが、2作品は5巻目が出てしまい・・・。
そして5巻で区切ると紹介したい作品数が跳ね上がるので4巻以内としております。

 

どれもオススメですが、この中のどれか1つでもこの記事を読んでくださった方に気に入って頂ければ幸いです。