2024年8月19日に「一勝千金」の最新"3巻"が発売されました。
発売日に購入して読んでいたのですが感想を書くのが遅くなってしまいました。
レビュー評価は激高で1巻と2巻が4.80、5巻は5.00です。
原作者のサンドロビッチ・ヤバ子先生は「ケンガンアシュラ」、「ケンガンオメガ」なども手掛けている方です。
格闘系漫画『一勝千金』のご紹介と最新"3巻"の感想について記事にします。
■『一勝千金』とは?
格闘技団体をクビになった主人公の「天馬希望」(てんまのぞみ)は幼馴染2人と裏格闘技団体を立ち上げます。
しかし中々うまくいかない運営、天馬は興行を成功させるためにはスター選手が必要だと感じて1人の少女をスカウトします。
それが「本郷姫奈」(ほんごうひめな)でした。
この本郷は見た目はただの美少女ですが変態的に強いのです。
「TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには」を彷彿とさせる強さです。
団体は裏格闘技なのでガラは悪いし強そうな相手ばかりなのですが本郷は余裕で倒していきます。
毎回ソッコーで面白味なく倒してしまうのでした。
そんな本郷は運営者の天馬にとにかく強い相手を連れてくるようにねだります。
主人公の天馬希望は自身もファイターでありながらプチ引退をして団体を立ち上げました。
仲の良い幼馴染の1人目は「伊織いちか」です。警察官でありながら一番ガラが悪いです。
幼馴染の2人目は「美谷はな」です。ほんわかした見た目ですが極道で組長です。
天馬が連れて来る相手に満足いかずに次を求める本郷、コマ全体にサイコ感が漂っています。
超能力か?めちゃくちゃ天才なのか?と思いきや厳しいトレーニングをこなしまともに強い本郷姫奈、吊るした動物の肉塊を瞬時に穴ぼこにしてしまいます。
この見た目で打たれ強さも持っている本郷は敵なしでした。
とにかく強い人と闘いたい本郷は常にねだってきます。
そんな本郷は特殊な環境で育った経緯があり、国を揺るがす秘密も持っていました。
最初は期待せずに読んだのですが、これが面白い。
ハマる格闘技系漫画です。
■最新"3巻"の感想
3巻は「美谷はな」の巻でした。
ほんわか美女の美谷はなが活躍します。
巨大組織の下部組織である「惨歯組」と揉めた美谷はなの「神宮寺組」、この神宮司組の先代は巨大組織の会長と兄弟分で美谷はなのことも可愛がっていました。
これで命のやりとりは許さないと上部組織から釘をさされた惨歯組の組長「井上」、美谷はなが天馬と一緒に運営する「ヴァルキュリア」と「惨歯組」が運営する格闘技団体の交流戦でケジメをつけることになります。
しかしヴァルキュリアはエース本郷や他のメンバーもケガをしています。
そこで2人はこれまでと違うメンバーが参戦することになったのです。
1人は警察官の伊織いちかです。
2人目は美谷はなでした。
美谷はなの参戦に驚いた様子の天馬と伊織、なにやら美谷はヤバそうです。
こうして3人のメンバーが決まったヴァルキュリア、交流戦に挑みます。
そして始める交流戦、先方が伊織、次鋒が美谷、大将は瀬名りこです。
伊織いちかは勝利しました。
そして次鋒の美谷はなの出番です。
惨歯組の組長「井上」は若頭の忠告を無視し、試合中の事故で美谷を殺せと指示していました。
しかし圧倒的実力差で"わざと負ける"美谷はな、3勝0敗では遺恨が残り興行も盛り上がらないとして僅差で負けたように振舞ったのです。
それに気づいた天馬と本郷
暗殺命令を受けていた相手は試合中に殺せなかったのでシャワー中の美谷を襲います。
しかし興行を気にしないでいい試合後の美谷は鬼でした。ソッコーで返り討ちにしつつゆっくりと痛めつけるようです・・・。
大将戦は瀬名りこと葉月ゆうです。2人とも180cm越えでムキムキです。
3巻はここで終了しました。
これまでは本郷対誰かでしたが3巻は美谷や伊織が闘いました。
裏組織も絡んできており、先の展開が気になります。
■おわりに
今、最も気になっている格闘技系漫画は「レッドブルー」です。こちらもどこかでご紹介したいと思います。2番目が本作ですね。「セスタス」も好きなのですが新巻の発売が…。
本作はまだ3巻しか出ていないのですぐに全巻が揃います!
もし気になってくれた方がいらっしゃれば読んでみて頂けると嬉しく思います。