2024年10月8日に『アルス・ゲーティア ~無能と呼ばれた少年は、72の悪魔を使役して無双する~』の最新"2巻"が発売されました。
ebookjapanの1巻のレビューは4.60、2巻のレビューはまだありませんがAmazonでは4.80と超高評価です。
ソロモン72注が登場する漫画は個人的には面白いのですがあまり長続きしない印象です。72の悪魔も10くらい出て終わりという…。本作は期待したいと思います!
ネタバレを含みますので閲覧注意です。
■『アルス・ゲーティア』とは?
魔術学校に通う主人公の「ノーマン」は名門貴族エスランド家の跡取り息子ですが魔術が一切使えない落ちこぼれでした。その分、人の何倍も剣術と勉強で努力を重ねています。しかし父はそんなノーマンを追放します。さらに平民で魔術の才のがある少年の養子にしてノーマンの代わりに跡取りにすることまで決めていました。
翌日に出ていくように言われたノーマンは勉強のために入り浸っていた地下書庫に向かい気になっていた本「アルス・ゲーティア」を手に取ります。その本からは悪魔の声が聴こえるのでした。
儀式を行い最初に呼び出したのは「序列第50位フルカス」は知恵者の風貌でノーマンが魔術が使えない理由を教えてくれました。理由はノーマンが悪魔に好かれてしまっていて魔術を使うのに必要な精霊に嫌われているからということでした。
普通の方法では魔術が使えないと知ったノーマンは悪魔を喚び出して悪魔の力を借りることで魔術を使うことにするのでした。
■最新"2巻"の感想
2巻は4人目の悪魔「序列第49位クローセル」とのストーリーから始まります。このクローセルは見た目は天使ですが堕天使です。
堕天使と言ってもしょうがない理由で堕天使となっているので悪者ではありません。
最初こそノーマンに協力的ではなかったクローセルですがノーマンの優しさに惹かれて従うようになっていきます。
2巻の前半はクローセルと水系の魔術の訓練、後半は魔術競技大会予選で幼馴染の魔術エリートとの試合が描かれています。
悪魔から教えてもらった魔術を元に会場を吹き飛ばすノーマン、試合は無効になるかと思われましたが好調権限で2人とも本大会に進むことになります。
2巻までで召喚した悪魔は4人で3巻予告では風を扱う悪魔を召喚することが描かれています。見た目はサキュバスのような悪魔です。
めちゃくちゃオススメとは言いませんが個人的にはお気に入りの漫画です。
■おわりに
色々な悪魔が出てくるのは面白いですね。アトラスの女神転生ファンなので知っている悪魔も多くいて興味深いです。
まだ2巻なので全く先が分かりませんが気になった方がいらしたら試してみていただけると幸いです。