『転生したらスライムだった件』の最新"27巻"が2024年9月9日に発売されました。
有名過ぎる作品で紹介も何もないので記事にする気はなかったのですが楽しみにしていた部分の触りが描かれていたので書くことにしました。
異世界転生系の先駆け的な作品である本作も早27巻、レビュー評価も激高の4.80と高評価です。しかも発売されて間もないのに評価数も多い!さすが人気作品です。
超簡単に本作のご紹介と最新"27巻"の感想について記事にいたします。
ネタバレを含みますので閲覧注意です。
■『転生したらスライムだった件』とは?
紹介するというのもおこがましいので超ザックリと。
主人公の三上悟(みかみさとる)は通り魔から後輩を守り命を落とします。
泣きながら心配する後輩をよそに三上はPCを廃棄してくれ!PCを頼んだぞと言い残して死んでしまいます。
そして次に気づくとスライムに・・・
最初に読んだ時は衝撃でした。
死に際にPCのことを気にするのは吹いたし、転生したら最弱のスライム(笑)と。
しかし最弱なので伸びしろ満載&吸収でどんどん強くなるという発想は凄いですね。
転生した洞窟にいた最強最悪のドラゴン「ヴェルドラ」、以降2人は親友となりますが
そして互いに名をつけ合います。主人公はヴェルドラにテンペストという名前を付け加えました。ヴェルドラ・テンペストです。
ヴェルドラは主人公にリムルと名付けます。リムル・テンペストです。
無限牢獄に囚われていたヴェルドラは洞窟から出られなかったのですが、主人公がクラスチェンジしてヴェルドラが復活した時は「おめでとう!!」でした。
洞窟で力を蓄えつつヴェルドラの力も得た主人公は外に出てから魔物を助けてどんどん配下が増えていきます。
そして名前を授けるとパワーアップして見た目も大幅に変わるのでした。
この記事を書くにあたり1巻を読み直したのですが、いつも傍に控えているガチムチのゴブリンが最初はヨボヨボのお爺さんゴブリンであったことを忘れていました。
2巻では運命の女性「シズエ・イザワ」と会います。
そして伝説の名台詞「悪いスライムじゃないよ!」です。
これは超名作【ドラゴンクエストⅣ】の井戸の中にいるNPCのスライムが言う台詞です。「ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅」で人型になったスラリンを見た時はめちゃくちゃ感動しました。「良かったなぁ~」と。
このシズエ=シズさんもリムルとは時代が異なるものの転生者で転生したばかりのリムルからすれば転生のことを話せ気が許せる大事な人となりました。
しかし魔王「レオン・クロムウェル」のせいで亡き者となってしまいます。
リムルは願いを聞き届けてシズさんを吸収し、シズさんに擬態できるようになりました。
そして打倒「魔王レオン・クロムウェル」を掲げて仲間を増やして自分のいる場所を発展させていくのでした。
個人的には途中で中だるみしたのですがやはり「原初の黒ノワール ディアブロ」の登場でテンションが上がりました。
異世界転生系で27巻は凄いですね。
いかに人気があるかが分かります。
■最新"27巻"の感想
27巻の2024年9月12日時点のレビュー評価は4.80です。その評価に恥じない面白さでした。
中でも胸熱となったここです。
考察サイト等々でディアブロが同じ原初の悪魔を連れてくることは知っていました。現時点でもリムル自体が強くディアブロやヴェルドラがいる陣営に複数の最上位悪魔が加わるのは楽しみです。戻ってくるのは28巻か29巻か?楽しみです。
27巻は大きく3つありました。
1つ目は他国の貴族がリムルがいる国に商人を使った策略をかけてきますが看破されて失敗します。
2つ目はリムルの国になる&財宝が手に入る&ダンジョン内で死んでも死なないというアトラクションに「緑乱」(りょくらん)というチームが攻略にやってきます。
この「緑乱」は徒党を組んで攻略しておりアトラクションとしてはズルでした。
しかしミリムの眷属たるドラゴン達もやれる始末、リムルは対策を考えます。
そして出した案は開発したアイテムを使って別の魔物に憑依してリムル達が闘うというものでした。めちゃくちゃズルです(笑)
リムル、ヴェルドラ、ミリム、おまけでラミリスという世界征服しそうな面々で撃退に向かいます。
案の定ボッコボコです。最後はリムルの魔法で一掃しました。
最後の3つ目は西側諸国を牛耳るロッゾ一族の「マリアベル」の暗躍です。
この27巻で露出が増えた「マリアベル」は転生者でした。
しかも欧州で金融を操り多くの人を不幸にしながら自身は栄華を極めて女傑の転生です。このマリアベルが持つユニークスキルアは「強奪者」で相手の欲望が視え、意のままに操るというもの。チートです。
27巻はこのマリアベルの紹介や生い立ちのシーン、リムルに策略が看破された貴族の粛清で終わりました。
とにかく原初の悪魔たちの集合が待ち遠しいです。
「次巻が待ち遠しい」にはランクインしていませんがやはり面白いですね。
ずっと高いレベルで面白くし続けるのは凄すぎます。
■おわりに
本作も1巻が無料で読めます。ebookjapanにて。
有名過ぎる作品なので少数かと思いますが読んだことがないと言う方はこの無料の機会に1巻だけでも読んでみてください。