2024年4月26日に『魔王令嬢の執行者 -異世界執事は仰せのままに-』の1巻が発売されました。
レビューは5.00と超高評価、本作は召喚した王族が悪者系で主人公が魔王サイドという作品です。王族が悪者系も増えてきましたが面白かったのでご紹介させていただきます。
ネタバレを含みますので閲覧注意です。
■『魔王令嬢の執行者 -異世界執事は仰せのままに-』とは?
主人公の「榊リュート」はクラスごと異世界の王族に召喚されました。クラスメイトが次々にチートなスキルを得る中でリュートはステータスなしの無能認定をされてしまいます。そして多くのクラスメイトはリュートを庇うでもなく蔑むのでした。
そして優しいふりをした王女はリュートに囁きます。
王女のいう協力とはリュートを魔物がいる森に置きざりにして死んでもらい魔族を油断させるという血も涙もないものでした。
絶望するリュートでしたが森で悪戦苦闘しながら彷徨っていると魔物に襲われている女性を見つけます。この女性「ルルノア」は魔王の1人娘でした。ルルノアに自分が置かれている状況を説明するリュート、ルルノアはリュートに魔王城の執事となり自分を守るために生きるよう言います。
こうして執事となったリュートですが魔王城に戻る道中で大狼に襲われます。
隠されてた主人公の特殊スキルで大狼を退けたリュートですがテンプレ通りに懐かれてこの大狼は人化して後日リュートの元にやってきます。
殆どフェンリルかドラゴンか両方かの3択ですね。
1巻の終盤では今後を占うかのようなコマがありました。
王城でステータスは表示されませんでしたが主人公は特殊中の特殊なようです。
まだ1巻しか出ていないですし今後はどうなるか分からないのでオススメとは言いませんが現時点でだけ考えると私は楽しめました。
■おわりに
1つ気になる点として執事である必要あったのか?と。いきなり異世界に飛ばされた普通の少年が執事になるのは変な感じです。まぁ面白ければよいのですが…。なんなんでしょう…。