Tairablog

漫画、本、歴史、映画、仕事、日記

"ネタバレ"オススメ漫画『壁役など不要と追放されたS級冒険者、《奴隷解放》スキルを駆使して史上最強の国造り』のご紹介と最新"1巻"の感想

 

2024年9月27日に『壁役など不要と追放されたS級冒険者、《奴隷解放》スキルを駆使して史上最強の国造り』という漫画が発売されました。

 

タイトルの通りですが追放ものです。

奴隷解放》スキルは思っていたのと違いました。

 

表紙に巨○なエルフの画があり購入を迷いましたが面白かったのでご紹介させていただきます。

 

ネタバレを含みますので閲覧注意です。

 

 

■『壁役など不要と追放されたS級冒険者、《奴隷解放》スキルを駆使して史上最強の国造り』とは?

主人公は希少な「聖騎士」(パラディン)の職を授かった「アレックス」です。

この世界の聖騎士は主に壁役としての役目を担い攻撃は聖属性のものばかりでした。

 

幼馴染で大魔導士(アークウィザード)のエリーはアレックスの事が好きなようで、S級パーティーのリーダーローランドは嫉妬からかアレックスを追放してしまいます。

更にローランドは実は昔からエリーとは恋仲でありアレックスの追放にはエリーも賛成していると嘘をつくのでした。

 

これによりショックを受けたアレックスはギルドに赴き「人と関わらない」仕事を希望します。そうして紹介されたのが不毛な地の開拓です。

出典:壁役など不要と追放されたS級冒険者、《奴隷解放》スキルを駆使して史上最強の国造り「1巻」

 

開拓地へはギルドにある転移陣から飛んでいくのですが着いた場所は不毛な土地の限度を超えていました。

 

開拓地につくと早速「悪魔」が襲ってきますがアレックスの聖騎士は悪魔に特効を持つ聖属性なので瞬殺します。どうやらこの土地は聖属性が効くモンスターが多くいるようです。

 

そして悪魔を倒したことでエクストラスキル《奴隷解放》が新たに授けられたのでした。

 

この《奴隷解放》は他の作品に出て来るスキルとは一線を画すチートで【7日に1度しか使えませんが世界のどこかにいる奴隷を1人解放して自分のいる場所に転移させる】というものでした。

 

そして1回目の《奴隷解放》で呼び寄せたのは表紙の女性でエルフです。簡単に転移させた上に首輪や奴隷紋もなんなく消してしまいます。

出典:壁役など不要と追放されたS級冒険者、《奴隷解放》スキルを駆使して史上最強の国造り「1巻」

 

解放された女性は「リディア」で職業は精霊使い(シャーマン)でした。

こうしてリディアと共に不毛な土地の開拓をスタートさせます。

 

一方、ローランドやエリー達の方はというと急に居なくなったアレックスを心配してエリーがアレックスの元に行こうとしていました。しかしギルドの職員がエリーの名前を出さなかった事、リディアは人が増えることに対して不安そうな表情になったことから断ります。

 

開拓はどうなるのか?次の《奴隷解放》ではどんな人を開放するのか?エリーはどうなるのか?ローランドのS級パーティは希少な壁役がいなくなってどうなるのか?

 

続きが楽しみな作品です。

 

 

■最新"1巻"の感想

奴隷解放》が想像と違いチート過ぎない?となりました。

また不毛な地の開拓にリディアの精霊使いという職業はうってつけで植物を生やしたり、土や水を操って貢献してくれます。

 

転移陣を使って飛んできたのでこの不毛な地が何処かも分からないアレックスとリディアでしたがギルド職員と通信で話したところ「魔族が支配する魔族領」でした。

 

開拓って人の土地かよ!という感じですが魔族領なので悪魔属性のモンスターが多くアレックスの特効が効くようです。

 

無駄な巨○と助けてくれたことからアレックスに好意を抱くまくりなことで多少のお色気がシーンが少し入ってくるのが気になる所ですが、その他は楽しめました。

 

次の《奴隷解放》はドワーフですかね。建物が脆弱なので。

 

個人的には面白かったので2巻も必ず買います。

 

 

■おわりに

開拓地がメインの異世界系は緑魔法や植物系の魔法、村づくりや街づくり系のスキルであることが多かったですが《奴隷解放》は目新しかったです。

 

幼馴染のエリーも奴隷から解放した第1号のリディアも超巨○なので好みが分かれるかもしれません。正直電子書籍でなければ本作の表紙はレジに持っていけないですね…。

 

とはいえ内容は個人的に楽しめました。

長く続きそうではないですが2巻には期待しています。