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""ネタバレ"オススメ漫画『Unnamed Memory』のご紹介と最新"7巻"の感想

 

2024年9月27日に『Unnamed Memory』(アンネームドメモリー)の最新"7巻"が発売されました。

 

レビューは4.50と高評価で画は美麗、キャラクターもよくハマりました。

実は9月末~10月初週にかけて新巻ラッシュで他の記事を複数下書き中なのですがebookjapanにて本作が10月10日まで1巻、2巻が無料で読めて3巻と4巻が半額だったため先にご紹介いたします!

 

ネタバレを含みますので閲覧注意です。

 

 

■『Unnamed Memory』(アンネームドメモリー)とは?

出典:Unnamed Memory「1巻」

大陸のどこかに住まう魔女、その内の1人「青き月の魔女」は青い塔を建てて最上階に住み試練を乗り越えて最上階までたどり着いた者の望みを叶えると言われていました。

 

ファルサス王国の王太子「オスカー」は従者のラザルと共に塔に挑みます。彼には叶えたい望みがあったのです。

出典:Unnamed Memory「1巻」

 

従者のラザルがトラップや魔獣にビビる中でグングン進んで行く王太子のオスカー、彼は国で一番強い騎士でもありました。

出典:Unnamed Memory「1巻」

 

そうして辿り着いた最上階にいたのは「青き月の魔女」である「ティナーシャ」でした。殆どの人は名前ではなく青き月の魔女と呼ぶようです。

出典:Unnamed Memory「1巻」

 

オスカーの望みは「沈黙の魔女」にかけられた呪いを解くこと。

15年前に子をなすことが出来ない呪いをかけられたと言うのでした。

出典:Unnamed Memory「1巻」

 

ティナーシャが確認したところ「呪い」ではなく「祝福」でした。しかし結果は変わりません。祝福という名称が正だっただけでオスカーにしてみれば効果は呪いでした。

 

一定以上の強い魔法耐性を持った女性とでないと子を成せないのです。

それは大陸に1人か2人はいるかもしれない?というレベルでした。話を聴いたオスカーは最上階到達の望みを変えます。求婚に。

出典:Unnamed Memory「1巻」

 

照れつつ断るティナーシャでしたが久しぶりに塔から降りてオスカーのいる城で暮らし守護者となると言います。ティナーシャは過去にもファルサスの城にいたことがあり、オスカーの祖父にも求婚されまくっていたのでした。

出典:Unnamed Memory「1巻」

 

こうして1年間という期間限定で城にいることになったティナーシャですが、魔法だけでなく剣術もでき優秀でした。

城で様々な仕事を手伝いながらオスカーにかかっている祝福を解除する研究を続けるティナーシャでしたが過去にファルサス王国を襲った魔獣の復活を目論む一味と揉めます。

 

オスカーや王国の精鋭部隊と共に向かうティナーシャ、敵の群れをティナーシャの広域魔法で殲滅します。見習い魔法士という体で城に来ていましたが剣は強いし魔法は半端ないし、この時に対峙した敵に魔女であることもバラされてしまいました。

出典:Unnamed Memory「3巻」

 

強すぎるティナーシャにドン引きする面々でしたが日頃のティナーシャやオスカーとのやりとりを見ていた面々は忌避することなく魔女と知ってからもこれまで通り接します。

出典:Unnamed Memory「3巻」

 

引き続き祝福の解除や日々の仕事に追われつつ、オスカーに求婚されまくるティナーシャ、4巻では2人目の魔女である「閉ざされた森の魔女」が登場しました。

出典:Unnamed Memory「4巻」

こちらはティナーシャと違いナイスバディのお姉さまです。

軽口を叩き合いますが2人は仲が良いようで、かつ閉ざされた森の魔女こと「ルクレツィア」の方はティナーシャのことが放っておけない様子。以降は何かとフォローしてくれます。

 

閉ざされた森の魔女が登場した4巻ではもう1つ大きな動きがありました。

 

クスクルという魔法士を重要視している国からの使者がファルサス王国にやってきたのです。しかもティナーシャとの謁見を希望していました。

 

怪しいとは思いつつ会うオスカーとティナーシャですが使者はティナーシャの人間時代?の名前である「アイティ」という呼び方をします。

 

この時は威圧して使者を帰らせたティナーシャでしたが、このクスクルとはこの先大いに関わっていくことになります。

 

ティナーシャ、ルクレツィア以外の魔女は?

クスクルはなぜティナーシャを欲しがり、以前の名前を知っているのか?

続きが気になるオススメ漫画です。

 

 

■最新"7巻"の感想

なぜか魔法新興国クスクルに行ってしまったティナーシャ、オスカーは閉ざされた森の魔女ルクレツィアからティナーシャが魔女に成った経緯を聴き連れ戻すことを決意します。

出典:Unnamed Memory「7巻」

 

魔法新興国クスクルは青き月の魔女ことティナーシャの力も得て各国に攻勢を強めオスカーのいるファルサス王国にも従属を求めてきました。ティナーシャを連れ戻したいオスカーはクルクスに向かいますが途中でクスクルの魔法士長が転移で突如現れます。

出典:Unnamed Memory「7巻」

 

クスクルの魔法士長バルだロスに言われるままティナーシャを連れ去ったクスクルの王がいる広間に転移するオスカーたち。

出典:Unnamed Memory「7巻」

そこに現れたのはクスクルの王からアイティと呼ばれドレスを着せられながらも哀しそうな顔のティナーシャでした。

 

7巻はここで終わります。

ティナーシャの力を利用して大陸中に覇を唱えようとしているクスクルの王、オスカー達はティナーシャを救えるのか?

 

続きがめちゃくちゃ気になる終わり方でした。

内容はもちろん面白くオススメの漫画です。

 

 

■おわりに

美少女や美女の魔女が出て来るのが本作の魅力の1つでもありますが漫画で推しまくったのは後にも先にも「らんま2/1」の「シャンプー」だけです。

出典:らんま2/1

全くらんまに振り向いてもらえないのに健気に頑張る姿が可愛くてめちゃくちゃ気にっていた記憶があります。小学校時代に。こういう言う必要のない黒歴史?恥ずかしい話?をしてしまうのもネットの怖さか……。

 

ということで『Unnamed Memory』をご紹介させていただきました。

期間限定ではありますがebookjapanでは1巻と2巻が無料で読めて3巻と4巻は割引で買えます。

 

ご興味を持って頂いた方がいればぜひお試しください<(_ _)>