2024年10月4日に『カグラバチ』の最新"4巻"が発売されました。
レビューは4.90と超高評価で週刊少年ジャンプで連載中の人気漫画ですね。
実は発売日に買いながら3巻がダレた気がしてずっと読んでなかったのですが4巻は熱かったです!!
ということでご紹介させていただきます。
ネタバレを含みますので閲覧注意です。
■『カグラバチ』とは?
主人公の「チヒロ」は凄腕の刀匠「六平国重」(ろくひらくにしげ)の息子です。父の刀鍛冶を手伝いながら田舎で平凡な毎日を過ごしていました。
この父は凄腕の刀匠ですが超天然で金魚と1人で会話したりします。
家事の殆どをするチヒロ、息子と言うより母親のような役割でした。
しかし刀を打っている時だけは抜けた父も別人です。そんな父の背中を負い跡を継ぐことを決めたチヒロでしたが平凡な日常は突如崩れます。
家が襲われて父が打った名刀が根こそぎ奪われたのです。
そして父は殺されてしまいました。
父の背中を追う平凡な少年だったチヒロの生活は一変します。唯一残されていた父の形見である刀を手に父の仇と父が打った刀を取り戻すために奔走することになったのです。
父「六平国重」が打った刀は強大な力を秘めています。刀に妖術を刻み込み特別な力を宿した妖刀だったのです。チヒロが手にもつ形見の刀は能力を開放すると水と金魚が現れるものでした。
めちゃくちゃ良いキャラだった父が1巻早々で退場したのは残念ですが物語の進行的にしょうがなかったですかね…。
父が打った刀で悪事を働く敵対勢力、奪われた刀の行方、自宅を襲ってきた組織、刀を持たない中にも特殊な術を使う面々と面白要素満載のオススメ漫画です。
■最新"4巻"の感想
冒頭にも記載しましたが世界観にあった画と少年漫画らしいストーリー、刀と見応えがある戦闘シーンで面白いものの少しダレた気になっていました。
しかし4巻は面白かったです!!
中でも刀を探す過程で知り合った敵の親玉の息子が覚醒するシーンは予想できたのにコマを見た瞬間「おぉ!!」となり鳥肌が立ちました。
4巻は他にも見どころが多かったですが上記のコマは最高潮だったと思います。
戦闘シーンが苦手でなければオススメできる良作です。
■おわりに
「片田舎の剣聖」もですがやはり剣士が出て来る漫画は面白いです。剣士好きというのもありますが「片田舎の剣聖」も本作も戦闘シーンの描写が見応え抜群で素晴らしいと思います。主人公の特殊能力解放時に必ず金魚が出てくるのはレアですね。
既にメジャーな作品なので余りいうこともないですが1巻の導入は惹きこまれましたし、この4巻はめちゃくちゃ盛り上がりました。
まだ読んだことがないという方はぜひご一読を<(_ _)>