2024年9月19日に『COSMOS』の最新"4巻"が発売されました。
本作は「べるぜバブ」の作者である田村隆平先生の新作で地球人✖宇宙人✖SF✖バトル✖ヒューマンドラマの超オススメ漫画です。
現在ebookjapanは期間限定で1巻が無料で読めます!
この機会にぜひお試しを<(_ _)>
作品紹介はコチラでしております。
そんな『COSMOS』の最新"4巻"についての感想です。
ネタバレを含みますので閲覧注意です。
■最新"4巻"の感想
4巻は以下の3つの回が収録されています。
・主人公「水森」の妹が水森と同じ高校に進学し吹奏楽部に入るも周囲とテンションが異なりしょんぼりしてしまう回
・COSMOSの課長で水森の上司である穂村と水森がホストクラブに潜入する回
・謎が多いCOSMOSの難敵「笛吹き男」との再戦の回
妹の入学式に休日にも関わらずやってきた水森、目的は新入生の中にいる外星人のチェックでした。水森は3巻で登場した「鉄ソプラノ」(くろがねそぷらの)と来ていましたが、2人の会話に入って来るイケオジの姿が…。局長の潤登でした。
素顔がイケオジということでテンションが上がる2人でしたが潤登は「これもマスク」と言います。読んだ瞬間「意味わからん」と脳内で突っ込んだら同じような突っ込みが作中でもされていました。
そして新入生の中には1巻で登場した最初の外星人である「相澤」の弟がいました。
相澤は地球の野球に憧れ野球部に所属していましたが「デデド星人」特有の脱皮によりパワーアップし野球部を辞める羽目に、更にはもめ事起こしてCOSMOSに睨まれ今は刑務所に入っています。
この相澤の弟は「玄田」は水森の妹がピンチの時に地上から屋上まで一瞬で移動して救いました。学校の吹奏楽部が仲良しクラブで大会を目指すような雰囲気ではなく居場所がない気がしていた妹は屋上で発散するように1人でトランペットの練習をします。
そこに玄田もやって来てトランペットを吹くのでした。
水森の妹「さくら」と鉄ソプラノの演奏に聴き入り音楽の凄さを感じた玄田でした。
場面変わって次はホストクラブです。
ホストクラブのホストが関わるもめ事の調査で穂村と水森が潜入します。
穂村は客として水森はホストとしての潜入です。
3人の左側の眼鏡の女の子は2巻で登場したチャボチャッカ星の大使の娘で第四公女の「平由梨」です。久しぶりの登場です。
ホストクラブの回は貴重な穂村さんのドレスアップ姿は見れたものの個人的にはあまり…でした。
そして次は事態が動きます。
まずは相澤の弟である玄田、穂村と水森で相澤が収監されている刑務所にいきます。
「アントニアジ第3監獄」です。弟は祖父が亡くなったことを相澤に伝えました。
すると2人は両手を挙げてピースのようなポーズをします。
これはデデド星人の死者を悼む作法です。それを聴き、それを見て友達だった相澤が本当に宇宙人であることを再認識する水森でした。
この刑務所繋がりで「笛吹き男」に関する重要参考人に会いにいきます。
3巻で取り逃がしたに難敵です。
居所が掴めてもなぜか辿り着けないという謎を解明するするために「ヘルツッシュプルング」に行くのでした。
そこにいたのは囚人番号0番の「ロナ」という巨大な外星人です。
このロナは凄まじい頭の良さでこのような状態であるにも関わらず外のことについて把握し予測することができました。そして中々追い詰めることができない「笛吹き男」について知恵を借りに行ったのです。
一方、「笛吹き男」は高層ビルの上層階にいました。
3巻で登場したメイド姿の「笛吹き男」は変装です。
変装を解いた「笛吹き男」はパンキッシュな見た目をしています。
そして4巻の最終ページ、「笛吹き男」が配下の外星人と雑談をしている所にロナから知恵を借りて「笛吹き男」に近づくすべを知ったCOSMOSとSTARSのメンバーが突入します。まず特攻したのは砂噛です。この砂噛は竜の外星人でめちゃくちゃ強いのです。
ビビる様子がない「笛吹き男」なので簡単にはいかないのでしょう。
5巻が楽しみな展開で終わりました。
次巻が待ち遠しいですね。
■おわりに
人情系とバトル系をバランスよく収録している感じですね。
「べるぜバブ」時代より数段画が上手くなっている気がします。
4巻は発売して間もないためかレビューがついていませんが高評価は間違いないと思います。
冒頭にも記載しましたが期間限定で1巻が無料で読めるようです。
超オススメの漫画ですので気になって頂いた方はご一読をしてもらえたら嬉しく思います。