『健康診断』が好きという方はあまりいないかと思います。
特に大人は暴かれたくない、知りたくない現実が多いので・・・。
子供の時は授業がなくなり嬉しかったような記憶もありますが、大人で好きな人は少数かなと思います。守る者のため健康維持が必要、社会的な責任、就業規則などで定期的に受ける必要があり憂鬱です。
タイトルでおよそ10年ぶりの『健康診断』と記載しておりますがいくつかの手術やコロナで直近10年は2回の入院と手術、3回の内視鏡検査を受けており精密検査も多々受けました。
そんな私が「結構、待たされますよ」と同僚に言われ覚悟していった『健康診断』で待たされる理由が一つ分かった気がしたのでここに残そうと思います。
圧倒的に得るモノのない独り言日記ですのでお時間ある方だけお付き合い頂けますと幸いです<(_ _)>
■気づいた一つのこと
診断結果の詳細はまだ出ていませんがカルテを見ながら診察で言われた範囲では「改善は必要だけど問題はなし」という結果でした。
想定内ですが、高血圧、高コレステロールでメタボリックじじい、心電図でやや注意という感じでした。
身長180㎝で体重は90kgくらいあると思い込んでいましたが80kgと思ったよりなかったです。5年ほど前までは60kgでしたがウーバーイーツと出前館のマーケティング戦略により年相応で進撃の巨人のようなスタイルを手に入れたのです。
診察までは10分間隔くらいの待ち時間で順調でした。
「待たされるけどたいしたことないな、同僚はせっかちだったのかも」と思っていましたが診察は別格でした。
私の前の人が診察室に入るのを見てから40分ほど待たされたのです。
「なぜ?」何かやばいものが見つかったのか?質問が多いのか?
違いました。
PCスキルが低すぎたのです。先生の。
IT化の影響がこんな所にも・・・と思いました。
40分ほど経ちやっと私の名前が呼ばれ入室します。
先生は70?もっと上かもしれませんが、知っている75歳の男性より年上に見えました。
診断の総括を口頭で教えてもらいながらいくつか質問をされて答えるのですが、その都度電子カルテにうちこむ文字が遅い。めちゃくちゃ遅い。そして打ち間違えて消してまた遅いのループ。
以上なしの「▢」にチェックを入れるのも1つだけで数分かかっていました。
「お酒は飲まない、21時以降に食事を摂ることがある」
たったこれだけをうつのに1文字をうつのが遅い上に最後まで入力した上で全部消してまた打ち直すという苦行のようなタイピングでめちゃくちゃ遅いのです。
付き添っていた看護師さんは別のPCで何やらカタカタうっていましたが「役割分担した方がよくない?先生は診察に集中してあなたが打った方がよくない?」と思いました。
そして特に問題もなく質問は1つもしていないのに30分以上診察に時間がかったのです。
診察室を出ると2人がベンチで待っており「おせーな」みたいな顔をされました。
「なるほどね」、待たされる原因はこれか?と。
そして診察を終える頃には自分が待たされた原因を理解して出てきて、新たな待ち人に「おせーな」という因果応報な態度をとられるのです。
診察を終えて病院を出ることに思い出したことがあります。
引っ越す前に住んでいた地域の内科医院の先生もめちゃくちゃタイピングが遅かったのです。
その先生は恐らく65歳前後ですが見た目は50代前半にも見えました。
爽やかな短髪の髪型、派手なシャツ、イケイケなサンダル、チャラい口調、激しいタイピング音。しかし激しいタイピング音とは裏腹にめちゃくちゃ遅くてめちゃくちゃ間違えてました。
しかもブラインドタッチにこだわりがあるのかちょいちょい私と話しながら打つので「AあKJえDおHCだG」みたいになっており吹きそうになったこともあります。
その都度、何事もなかったかのように消して打ち直すのですが遅いのです。
瞬時に院内で患者の状況を共有できる電子カルテがこのような弊害を生んでいるとは!
とてつもなく些細なことですが、そんなことに気づいた『健康診断』でした。
■おわりに
普通の会社にも出来る人、出来ない人がいますが当然ながら病院にもいます。
直近の10年で病院と関わることが何度かあり思う所があったのでいつか日記として書きたいと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。