2024年9月4日に『極楽街』の最新”4巻”が発売されました。
3巻のレビュー評価は4.70と超高評価で美麗な画と美麗なアクションシーン、美女&美少女、濃いキャラ、設定と面白要素満載のオススメ漫画です。
ちなみに作者の佐乃夕斗先生は本作が初連載だとか・・・。
とんでも画力でとても初連載とは思えません。レビュー評価でも表紙買いして読んだら激ハマりしたという声がいくつか。
そんな『極楽街』の最新”4巻”の感想を書かせて頂きます。
ネタバレを含みますので閲覧注意です。
■『極楽街』とは?
横浜中華街と歌舞伎町を合わせたような街で問題解決屋を営むタオとアルマ、街の便利屋さんかと思いきや、それは表の顔で本来の仕事は「禍」(マガ)と呼ばれている逢魔の退治でした。
弟が行方不明となり探している超美人お姉さんのタオと主人公らしい少年で半人半魔のアルマ、二人は上下関係がありつつも街の平和のために活動しています。
そして逢魔退治は2人だけでなく組織があり仲間もいます。
アルマのパワーアップのため登場した師匠感満載の「劉」(りゅう)はタオやネイという美少女剣士も育てた凄腕です。
以前に別の記事で「獣王と薬草」と共にご紹介していました。
そして強者感が半端ない敵の親玉。「禍」や「禍」に関係する者たちは和風の門みたいなものから転移してくるというチートです。
しかし「禍」の中には人を襲ったり迷惑をかけることを嫌がり本能や欲求と闘っている者もいます。
2巻~3巻にかけて登場する「カナタ」の回は何とも言えない悲しい回でした。
冒頭に書いたようにとにかく画がうまい、そして設定も良い。そしてネイは可愛い。
剣士好きな私はポニテ&美少女&剣士のネイが最もお気に入りのキャラです!
明かされていない謎も多くあり今後の展開が楽しみなオススメ漫画です。
■最新”4巻”の感想
冒頭でいきなりタオが弟と再会します。
しかし大方の予想通り幸せな再会ではありませんでした。
姉のタオと弟のジンはろくでなしの父親と同居し暴力はふるわれるはお金は巻き上げられるはで地獄のような日々でした。
タオは弟を守るために闇組織に加担しますが、足抜けを申し出たところ監禁されてしまいます。そしてその間に弟は亡くなってしまったのでした。
どうも「禍」の上の者たちは人の弱い部分や闇を抱えている人を唆して死に追いやり「禍」に変身させるようです。
弟ジンとの再会&バトルはアルマの介入により途中でお開きとなります。
そして4巻の中心は新登場のメンヘラ美女を中心に進みます。
美女。しかし怖い。
あまりにも嫉妬が凄くて暴力をふるう女性に「包丁で刺そうとして死んだらダメでしょ?死んでもいいのかよ!」と言われ即答で「うん」と。
ビビるアルマたち。メンヘラが過ぎます・・・。
そしてどこにでもいるボーイが犠牲に・・・。次のターゲットはアルマになりました。
しかしデート中に本性を現す女性。
どこからともなく複数出て来る包丁でアルマに攻撃を仕掛けます。
そして目が真っ黒になり「禍」としての本性を剥き出しに。
4巻はこの女性「禍」の「枵」(うつろ)とのバトル途中で終わりました。
2巻と3巻が良すぎたのと4巻はメンヘラ過ぎたので個人的な評価でいるとちょい下がりです。
ただし引き続き超オススメ漫画に変わりはなく次巻も必ず買います。
■おわりに
本当に次から次に良い漫画が出てきますね。
9月はまだ4日だというのに既に20冊ほど買ってしまっている・・・。
漫画ビンボーです。
本作は「次巻が待ち遠しい漫画」にランクインしているのですが、その中でも最も待ち遠しいと思っている「回帰した鉄血の猟犬」(ピッコマで連載中、単行本なし)が第74話で休載に入っており再開は10月18日と2週間ほど前に知りました・・・。希望していた展開になったので更に楽しみにしていたのですが休みは必要なのでしょうがないですね。
本記事でご紹介した『極楽街』は美麗な画で読み応え抜群です。
もし気になった方がいらっしゃれば読んでみて頂けると嬉しく思います。