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2019年夏『特別展「三国志」』"大興奮"間違いなしの展示品を画像多めでご紹介します

2019年7月9日(火)~2019年9月16日(月)の間で東京国立博物館にて三国志展が開催されていました。


以前にブログをやっていた際はタイムリーに本記事を載せていたのですが、今回のブログ再開でも載せたいと思い、リライトしつつ改めて書くことにしました。


休日は家から一歩も出ずに寝ているか本や漫画を読んでいる私ですが、仕事帰りのコンビニのレジ広告で開催を知り、即「行くしかない!!」と風の如き速さで決意しました。

 

2019年7月10日(水)の夜にコンビニ広告で開催を知り、帰り道でチケットの予約をして2019年7月13日(土)に行きました。
超インドアで移動と人混みが苦手な私としてはあり得ない行動力でした。

 

館内は撮影OKだったので撮影したので500枚ほど写真を撮り3周ほどしました。

 

三国時代の英雄が見たもの、手に取ったかもしれない物が目の前にあると思うと感慨深く、感動が止まりませんでした。
もしからしたら劉備曹操が見た、触った物かもしれない!?と思うと鳥肌、衝撃、感動の連続でした。

 

開催期間が長かったので涼しくなたらもう一度行こうと思っていたのですが、仕事が多忙になり結局2度目は行けず・・・。
また開催してほしいところです。

 

特別展「三国志」の中で特に印象的だったのは、関羽像】曹操の墓】の2つです。


東京国立博物館九州国立博物館で開催されていたので、多忙や遠方などの理由で行けなかった方に少しでも伝わるように、あれこれとご紹介したいと思います。

 


■特別展「三国志」の概要

展示してある建物に入る前からワクワク感が止まらない

 

日中文化交流協定締結40周年記念 特別展「三国志」は、平成館の特別展示室にて2019年7月9日(火)~2019年9月16日(月祝)まで開催されました。

 

平成館は東京国立博物館にあります。「リアル三国志」を合言葉に漢から三国の時代の文物を展示。(九州国立博物館では10月1日~2020年1月5日まで展示)

 

展示は章仕立てになっており、展示室内を順番に周ると1つずつ見ることができました。

展示室内の案内

プロローグ 伝説のなかの三国志
第一章   曹操劉備孫権―英傑たちのルーツ
第二章   漢王朝の光と影
第三章   魏・蜀・呉―三国の鼎立
第四章   三国歴訪
第五章   曹操高陵と三国大墓
エピローグ 三国の終焉―天下は誰の手に
(出展:東京国立博物館の特別展「三国志」の説明より)

 

平成館外の案内、展示室内の案内、展示室に向かうエレベーター上の垂れ幕

 

 

曹操高陵

曹操高陵(曹操の墓)

 

三国志前半の主人公と言える曹操の墓を実寸で再現した展示物です。

曹操の墓の再現と思っているからではありますが、黒が多くライトアップされている箇所もあって、展示エリアに入ると何か荘厳な感じというか雰囲気がありました。

小説、テレビ、映画、漫画で散々見た曹操の墓というだけで鳥肌です。

左上は現地の陵墓内

 


中国の河南省安陽市安陽県安豊郷西高穴村に位置する後漢末期の墓。2009年12月27日に発見が公表され、曹操の墓であると認定されています。この曹操の墓は曹操高陵とも言われています。

 

諸葛村などもですが、各地に英雄の墓や所縁の村が点在しており、この曹操の墓も長く議論されていたようです。

 

曹操のほかに2人の女性の遺骨も見つかっており、こちらは卞皇后と劉夫人のものだと推測されています。

 

墓の総面積は約736平方mで、大きな門や豪華な建造物が建てられて、地下深くに2つに分けて掘られていました。地上部は深い堀が掘られており、内側は宮殿を模した建物があって全体の大きさは小さな町ほどあったようです。

 

出土遺物は「魏武王常所用挌虎大戟」「魏武王常所用挌虎大刀」「魏武王常所用長犀盾」などの刻字されたもの、復元されたものも含めて約400点見つかっています。

 

墓の全体図と横からの写真


この墓は2007年12月に盗掘に遭ってしまいます。2008年秋に盗掘団が摘発されて盗掘した遺物が押収されました。


地上部分の建物や門などが破壊されており、陵墓の入り口が分からないように埋められていたようです。

 

この点については中国の研究者が「曹丕が陵墓が盗掘されないように建てた後で、わざと破壊して墓を暴かれないようにしたのではないか?仮に何者かが破壊したならば墓や遺物が散らばっているはずだが、そのような形跡がない」と指摘しています。

 

三国志演義の影響で、日本では悪人のイメージが強いですが、この曹操高陵は規模こそ大きいものの、豪華で珍しい宝物は見つかっておらず「墓は質素にするように」と遺言で命じていた曹操の考え方が見て取れます。

 


関羽

神になった関羽


青銅製で高さが172㎝もある関羽像です。
明の時代15~16世紀に作られました。
関羽像や絵は多くありますが、圧倒的にカッコよく美しい像です。

 

画像下部は展示室に入ると目の先に関羽が居るのが見えるレイアウト

 

ドキドキワクワクしながら展示室内に進むと、この関羽像が真正面にあり内心「うぉーーー!!!」となりました。

 

力強く、威風堂々として美しい関羽

 

三国志演義の作者である羅漢中が元末から明の人なので明時代は三国志が人気だったのでしょう。


歴代の皇帝としても関羽のような忠義に厚いとされている武将を英雄にすることで、裏切られる可能性も減りますしね。

 

 

■「リアル三国志」を合言葉に漢~三国時代の文物を読み解く

関羽張飛

清時代、19世紀頃の物

劉備の家族を守るため曹操の元に身を寄せていた関羽曹操への恩を返し、劉備の元へ行きます。道中で張飛と再会しますが、曹操の配下になったと勘違いした張飛関羽に攻撃・・・。誤解が解けて関羽に謝る張飛の様子。

 

 

趙雲

清時代、17~18世紀頃の物
三国志演義の中でも屈指の名場面でドラマ、映画、漫画でも必ず描かれると言っても過言ではない長坂の戦いの一場面。阿斗を懐に抱いて疾駆する趙雲像です。

 

小学生5年の夏休み、最初の読んだ三国志青い鳥文庫の小説三国志でした。文字だけなのに長坂の戦いにはドキドキしたのを覚えています。その後は様々な作品で長坂の戦いで無双する趙雲を観てきましたが、やはりどれもカッコイイですね。

今はネットがあるので情報が手軽に多く調べられ事情が異なると思いますが、私が子供の時は三国志一番人気は趙雲だったのではないでしょうか。私もそうでした。


大人になるに連れて曹操寄りになっていきましたけど。

 

 

豹(ひょう)

一級文物、前漢時代、前2世紀頃の物

劉備が先祖と言っていた中山靖王劉勝の墓から出土したもの。

 

 

貨客船(かきゃくせん)

後漢三国時代(呉)、3世紀頃の船の模型です。水軍が強く水運で栄えた呉の墓からは船の模型が多く出土されています。

 

 

一級文物、青銅製で前漢時代、2世紀頃の物

金銀のメッキが塗られている前漢時代、前2世紀の豪華な酒壺です。劉備が先祖と言い張っていた漢の中山靖王の物です。

 

 

曹休

三国時代(魏)、3世紀頃の物。
魏の将軍で曹操の甥にあたる曹休の印です。三国志の登場人物の名を刻んだ印章はこの「曹休」印が唯一の出土例とのこと。


曹休は漫画やドラマにもそれなりに出て来るので名の知れた将軍ですが、曹操から曹叡までの3代に仕えました。


曹操には特に可愛がられ、近衛にあたる「虎豹騎」の指揮も任されました。
漢中では張飛馬超呉蘭雷銅に勝ち、呉にも勝利しています。
最高で大司馬まで昇進しますが、呉の陸遜の敗れて敗走し病に倒れました。


なお曹操の功臣20人に選ばれています。

 

 

蛇矛(じゃぼう)

石寨山文化期、前2世紀頃の物。
三国志時代の代表的な武器と言えば関羽の青龍偃月刀、呂布の方天画戟、曹操の倚天剣、趙雲曹操お気に入りの夏侯恩から奪った青紅剣、連弩、そして張飛の蛇矛ですかね。蛇矛と言えば張飛ですが、張飛が生きた時代の「蛇矛」はまだ発見されていないようです。

 

特別展「三国志」は横山光輝三国志コーエー三国志とコラボしていたのですが、画像の右と下はコーエー三国志の蛇矛ですね。

 

 

儀仗俑(ぎじょうよう)①

 

青銅製で後漢時代、2~3世紀頃の物。
騎兵や車馬などからなる儀仗行列。墓主は後漢末期で悪名高い董卓の配下武将であった可能性があると言われています。 

 

儀仗俑(ぎじょうよう)②

 

儀仗俑(ぎじょうよう)③

 

この展示品は壮観でした。馬の表情まで細かく作られていて見応え抜群でした。

 

ちょっと逸れますが、この儀仗俑のガラスケースの周囲でずっとイチャついているバカップルが居てなかなか写真がとれませんでした。イライラしてじーっと見ていたら二人して「羨ましいだろ?ふっ(笑)」みたいな顔をされて呂布に変身しそうになりました。ちなみに2人とも稲中のキャラみたいなカップルでした。

 

カップルで博物館に行かれる方は、外でイチャついて頂ければ幸いです<(_ _)>

 

 

虎形棺座(とらがたかんざ)

石製で三国時代(呉)、3世紀頃の物
棺を乗せるための台座を虎形にすることで埋葬者の強大な権力を誇示しようとしたと推測されており、出土した墓は呉の皇族級の人物が葬られたのではと言われています。 

 

 

質素な棺

ネーミングがエグイですね。これ私が名付けたのではなく、そう記載がありました。1つ上の虎形棺座とえらい違いです。なんかもっとなかったんですかね・・・。

 

 

 

鉤鑲(こうじょう)

鉄製で後漢三国時代(蜀)、3世紀頃の物
先端が鈎状で中央は小型の盾になっている歩兵の防具。敵の武器をからめて防いでいたとのこと。館内の説明では曹丕もこれで修練していたとありました。

 

 

罐(かん)

一級文物、白磁で出来ていて後漢三国時代(魏)、3世紀頃の物
これは曹操の墓から出土しています。
三国時代頃の典型的な容器のひとつですが、本品は「白磁」で出来ていることから大発見となりました。


なぜなら白磁は6世紀末頃の物と考えられてきた為であり、300年ほど時代が早まったからです。

 

 

揺銭樹(ようせんじゅ)

一級文物、青銅製で後漢時代、2世紀頃の物
約400個もの円い銅銭を枝葉に飾った「金のなる木」で蜀地域で集中的に出土しています。

 

 

環頭太刀

上の画像:一級文物、三国時代(呉)~3世頃の物

装飾が施された護身用の太刀で「古今刀剣録」に記された孫権が作らせたとされる刀剣「大呉」を想起させます。

下の画像:後漢三国時代(蜀)、3世紀頃の物

柄頭が環状の鉄刀で漢代に登場し三国時代には広く普及した武器です。

 

 

鏡台

一級文物、後漢、2世頃の物

副葬品のため土製となっていますが、U字型の部分に鏡を置いて使っていたものと思われます。

 

 

石球

三国時代(魏)、3世紀頃の物

三国でも度々出る地名、「合肥」で出土しています。

しかしこれ見つけても貴重な物とは思わないかな・・・

見つけた人凄いな・・・。

 

 

觿(けい)

玉製、後漢時代、2世頃の物

またもや中山靖王の墓から出土。貴族の装身具として使われいたようです。

 

 

帯金具

後漢時代、2世紀頃の物

こちらも中山靖王の墓から出土しています。

 

 

騎像俑

後漢時代、2世紀頃の物

騎像というと三国志演義では蜀対南蛮のイメージが強いです。

 

 

軍船模型

2015年・・・。

いや最近過ぎるだろ!?って書きながら自分に突っ込みました。

 

 

 

後漢時代、2世紀頃の物

中山靖王の墓から出土しています。

戟と言えば呂布の方天画戟が有名ですね。

 

 

多層灯

後漢時代、2世紀頃の物

灯籠みたいなものでしょうか。機械がない時代にこんなに複雑なモノが作れるとは凄いですね。

 

 

三国時代(呉)、222年

弓矢と比べて練度が低くても殺傷能力が高い有能な武器ですね。現代人が戦国時代にタイムスリップする系の漫画では、この弩を作って戦力を強化する作品があります。

 

 

武士出征像

一級文物、後漢三国時代(蜀)、2~3世紀頃の物

 

 

後漢時代、2世紀頃

これも劉備のご先祖様の墓からの出土です。

 

 

武士俑

三国時代(呉)、3世紀頃の物

説明書きに「カブトに注目!」と元気よく書かれていますが、何だったか分かりません。

 

 

魏の戦闘馬車の装填具

 

 

 

 

孟騰印

三国時代(蜀)~西晋時代、3世紀頃の物

雲南省の墓から出土しています。ずっと孟獲の印だと思ってました。

 

 

偏将軍印章の金印

後漢時代、1世紀頃の物

お墓からの出土ではなく、重慶市のどこかで見つかったようです。

 

偏将軍は後漢時代に作られた伝統的な将軍職です。

将軍の職位は5品官から1品官まであり、偏将軍は5品管です。

よって新たに将軍に任命された多くの人のが偏将軍となります。

知名度の高い将軍職を抜粋すると、

1品官 大将軍

2品官 驃騎将軍、車騎将軍、衛将軍、四征将軍、四鎮将軍

3品官 前後左右将軍、四安将軍、四平将軍

などがあります。

コーエー三国志をやっていて皇帝になった場合は悩むんですよね・・・。

 

三国志の武将で偏将軍になったことがある武将は、魏だと張郃于禁、蜀では馬超姜維、呉は有名どころが多くて周瑜魯粛呂蒙陸遜黄蓋丁奉韓当、淩統など。

呉すごいな。

 

 

玉装剣

一級文物、前漢時代、前2世紀頃の物

来ました中山靖王劉勝の墓から出土しています。

 

豪華な出土はだいたい劉勝~

 

劉勝の物であろう剣は鍍金(メッキ)が施されており鞘にある玉器には彫刻まで施されています。権威を演出するための飾り的な意味合いの剣だったのだろうと思います。

 

劉勝の墓から出てくる遺物はどれも豪華ですね。
劉勝は第6代皇帝景帝の子で武帝の異母兄にあたります。

諸侯王という重責にありながら酒色に溺れた放蕩人生で実子だけでも50人以上、孫も合わせると120人以上いたとのこと。


これなら劉備が末裔を自称しても真偽は分かりませんね・・・。
ちなみに西晋時代から五胡十六国時代にかけての武将である劉琨も劉勝の子孫を自称してそうです。

 

なお三国時代の初期に太守であった劉虞は正真正銘の劉一族で、光武帝の長男で後漢の東海恭王「劉彊」の末裔です。祖父の劉嘉は光禄勲という役職に就き、父の劉舒は丹陽の太守でした。

 

ちなみに光禄勲は役職の最高位である三公(大司徒、大司空、大司馬)も1つ下の役職で皇帝が巡行するときは同じ馬車に乗ったとうから相当に高い位置であることが分かります。

 

 

10万本の矢

赤壁の戦いの前の有名なエピソードですね。

周瑜の策略を逆手にとって諸葛亮が魏から矢を頂戴するという。

このエリアはまぁうん、なくても良かったです・・・。

設置した方はめちゃくちゃ大変だったと思いますけど・・・。ごめんなさい。

 

 

諸葛亮に降伏する姜維/司馬昭は天に祈って甘泉を得る

 

 

官渡の戦い袁紹に勝利し沮授を処刑する曹操/赤壁の戦いで張允と蔡瑁を斬る曹操

 

 

孫琳を斬る丁奉/功を争う黄忠魏延

 

 

馬超に追われる曹操/馬超の矢を馬の鞍で防ぐ許褚

 

 

劉備に徐州を譲ろうとする陶謙/周瑜に火攻めを説く諸葛亮

 

 

呂布貂蝉が逢い董卓を怒らせる/趙雲公孫瓚を救う

 

 

まだまだ写真はあるのですが、人が写っていたりで掲載はお見送り。

 

 

ここからは人形劇三国志の展示物です。

人形劇「三国志」の一幕、三兄弟

 

人形劇「三国志」は1982年10月2日から1984年3月34日までNHKでテレビ放送された人形劇ですね。特別展「三国志」でが劇中で使用された「川本喜八郎」さん作成の人形が展示されていました。普段は長野県飯田市の「飯田市川本喜八郎人形美術館」に展示されているそうです。

 

 

曹操

曹操が一番カッコ良かったです

 

 

劉備

劉備は優しい雰囲気が出ています

 

 

孫権

イメージ通りの孫権でした

 

 

甘寧

呉トップクラスの武力を持つ甘寧に相応しい勇猛な見た目でした

 

 

諸葛亮孟獲

諸葛亮孟獲が隣合っているのは、なんか感慨深かったです

 

 

諸葛亮献帝

献帝は顔が見えない・・・

諸葛亮はイメージ通りの知力高めの見た目でした

 

 

曹丕曹植

ボンボンの見た目か?曹彰はぼっち?

 

 

続いて超貴重な横山三国志の原画です。

横山光輝先生の漫画「三国志の原画」が展示されていました。

横山光輝先生「三国志の原画」



■グッズの販売所

横山光輝三国志のマグネットと人形劇三国志のフィギュア

「げえっ」や「これは孔明の罠だ」は買うしかないと一目見て思いました。

 

博物館などは大体同じですが、出口付近にはグッズ販売所が配置されていました。
・ガイド本
横山光輝先生の三国志キャラクターもがデザインされたマグネットバッチ
・フィギュア
・武器(鉄製のミニチュアで代表的な武器が数種類セットになったもの)
を全種類かつ見る用と保存用で2つずつ購入し8万くらい使いました・・・。

 

横山光輝三国志の名言バッグ、赤兎馬人形、関羽像フィギュア

 

買い過ぎてレジの人が苦笑いしてました・・・。

手ぶらで行ったのに、1か月分の食料を買い込んだくらいの荷物で帰宅へ。

 


■おわりに
とにかく胸が躍る展示物の数々、展示室内もレイアウトやデザインに凝っておりワクワクしっぱなしでした。

 

数年に1度くらいのペースで開催してほしいですね。

 

キングダムも大人気ですし「春秋戦国時代始皇帝の天下統一」みたいな題目で開催してくれないかな。

 

超希少&貴重な品々なので保存や移動も大変だと思いますが、ぜひ見たい!!

 

私は学生時代に中国に行ったことがあり、故宮万里の長城を生で見て、自分の足で歩きました。

とにかく全てが壮大、故宮はともかく万里の長城なんで千数百年前のものとは思えない規模です。

 

ところで、今はそんな事ないと思いますが、壊れた故宮の壁に職員さんがボンドみたいものを雑に塗っていたり、テレビで観た中国の遺跡発掘のドキュメンタリーで三国時代春秋戦国時代の遺跡にセロハンテープを貼ったり、ボンドを塗ったり・・・。

 

「ちょ、おーーーい!!」という補修方法でビビりました。

 

武候祠とか行ってみたいな。でも成都は遠いな。
昔の人は本当に凄いなと思いますね。

飛行機&電車でも行くのが大変と思ってしまいますから。

 

休みの日は絶対に家から出たくない私が即断即決で、最速で行くことを決めた特別展「三国志」は想像以上に素晴らしかったです。

もっと見たかった、もっと居たかったというほど見応えがありました。

 

興味があるけど行けなかったという方が少しでも雰囲気を味わえたと思って頂けたら幸いですm(_ _)m