『心に残っている』漫画の「シーン、回、巻」をご紹介させてください。
記事の目的から思い切りネタバレしますので、ネタバレすんな!という方は超閲覧注意でございます<(_ _)>
ご紹介の前に、注意事項です。
・個人の好みなので本記事きっかけで読んだけど面白くなかった場合はご容赦ください。
・ネタバレ注意と記載しておりますが、気づかず見てしまったじゃねぇか!という場合も何卒ご容赦ください。
・順不同でランキングではありません。
・本記事の内容は2024年8月時点のもので、今後大幅に入れ替わったり、増減する可能性があります。
・該当する「シーン、回、巻」があってもその後の展開等々で次巻を買わなくなった、読まなくなったものは除外しています。
・記事中に対象のページ数を記載している箇所がありますが、作品によってはページ数がふっていないため電子版のージ数を記載しています。これが紙のページ数とズレている可能性ありです。電子版は本編以外の表紙や目次ページもカウントしているため。
■『心に残っている』漫画の「シーン、回、巻」
『覇王伝説 驍タケル』より【19巻、永遠の別れ】 → 悲しい
もうタイトルが悲しさ必至ですが悲しいです。
P21は悲しすぎるっ!!悲しいというか寂しいというかやっと・・・というか。
凱の「やっとおまえと・・・・一緒になれるのだな・・・・!!」は深いっ!!
日本の戦国時代のような様相&地理で、ザ・主人公という感じの鳳驍(おおとりたける)が様々な困難を仲間や配下と乗り越えていく物語です。
鳳軍随一の武将で最強の男「巽凱」(たつみがい)と主家である鳳家の長女の詩織は口には出さないものの好き合っていました。
しかし戦国。詩織は驍と詩織の父で鳳家の殿である鳳典膳の腹違いの弟の元に輿入れが決まってしまいます。
さらに凱は詩織を送り届ける役目を任されてしまいました。しかし送り届けた途端、腹違いの弟は反逆します。そして典膳も殺されてしまいました。
その後も何かとうまくいかず結ばれない詩織と凱。いよいよ婚約して輿入れという時にラスボスに襲われて亡くなってしまいます・・・。
その上、天下統一も近いという時に裏切り者が現れ状況は振り出しに・・・。
第一部が10巻まで、11巻からは第二部です。第二部では驍の息子が主人公となります。
そして年老いた凱は驍の息子の師匠兼父親のような役割を担うのです。
そしてラスボス打倒に向けて闘い続け、19巻であと一歩のところで無敵の凱までもころされてしまいます。そして意識を失いつつあった時に迎えにきたのが詩織だったのです。
そこで冒頭の台詞「やっとおまえと・・・・一緒になれるのだな・・・・!!」
いやきつい、1巻から追ってみていくときつい。目の汗がやばい。
このシーンを初めて読んだのは、30年近くも前なのに未だに覚えているし、思い出す。
英雄巽凱が天に昇っていく、凄まじいシーンです。
『NARUTO -ナルト-』より【43巻、最後の言葉】 → 衝撃、悲しい
43巻は最初から最後まで神巻ですが、特に第402話「最後の言葉」の回はやばかったです。
そしてP236の「許せサスケ・・・」、「・・・これで最後だ」はやばい!!
NARUTOには全体を通して、この手の衝撃や感動のシーンは多々ありますが、キャラの性格やポジションからもこのシーンが最も衝撃でした。
自来也のシーン、4代目火影の戦闘シーン、カカシとトビのシーン、柱間とマダラのシーン、歴代火影が揃うシーンなどなど。
どれも素晴らしいのですが、やはり43巻のシーンが最も印象に残っています。
一族を皆殺しにして、テロ組織の「暁」に属す冷酷非道かつ超天才忍者の兄イタチ、兄を恨み復讐を誓う弟で主人公のライバルでもあるサスケ
兄が優しかったころからの癖である、サスケの額に指をあてる仕草
汚名を一人で背負いながら弟のために命がけで奔走した兄
本当は尊敬する兄の真実を知らずに恨んでしまっていたサスケ
岸本斉史先生もこういうのが巧すぎて・・・。
未だに心に刺さりまくっているシーンでした。
『アウターゾーン』より【6巻、目標:月世界!!①~④】 → 感動
勉強は苦手だけど活発な正悟と優等生の優一はミザリィから物を浮かばせて、飛べるように出来るアイテムを手に入れて月に行きます。
しかしアクシデントから宇宙人に捕まってしまいました。
正悟を逃がすために残った優一。ギリギリで地球に戻ることができました。
しかし宇宙船は没収され、ミザリィも飛ぶためのアイテムはもう在庫がないと言います。
何とかしてもう一度宇宙に行き、優一を助けたい正悟。ミザリィから宇宙飛行士になれば行けるじゃない?と言われます。
それまで全く勉強をしてこなかった正悟は人が変わったように勉強に励みます。挫けそうになる度に空を見上げて月を見ることで心を奮い立たせていました。
無事に宇宙飛行士になった正悟は月で優一と再会し・・・。
他にも多々良いシーンがあるのですが、印象に残っている他のシーンはマジックドールと妖精の回ですね。小学生の頃に捕まえようと頑張った時期があります・・・。
『行け!稲中卓球部』より【12巻、悪魔】 → 爆笑
実はこのシーンは意味が分かっていなかったです。かなり年数が経ってから言葉の意味を知り、改めて笑いました。
私もちょこっとだけ経験があるのですが、小学校高学年の時や中学1、2年くらいの時に近所のちびっ子相手に神様のような扱いをされる感じ。
身体が一気に大きくなり、知識量もどんどん増える年頃なので小学1年生からすると中学1年生なんてものは身近にいるスーパーマンで何をしても見せても「すげーーー」となります。それに気をよくしてドヤったり、マウントしたりするのです。。。
本回はそういう回で主人公の前野が、近所のちびっ子を集めて集会を開きます。
そして自分は悪魔であり、貢ぎ物を持って来いと。さすがに前野はクズですね。。。
その集会に参加するちびっ子の1人が同級生でヤンキー美少女の岩下でした。
悪魔の呪文のように偉大な男の名前を叫ぶ前野。
P91「ミハーーーーーイルシューマッハーーー」
これの意味を知ったのは最初に読んでから数年後でした。そういう風に言うとそう聴こえなくもないので凄い。
いつものようにちびっ子からカードなどを巻き上げますが、冷めた目で観察している岩下に気づきます。
そしてP92「なっなぜだ!、なぜあの女がオレの最もプライベートな世界に!?」という台詞です。
男は誰しもがプライベートな空間を必要としているのです。
何とかして誤魔化そうとしますが、もちろん岩下には通用しません。
当たり前のツッコミを受けて、巻き上げたものをちびっ子達に返す羽目になります。
この回の物語は続くのですが、印象に残っているのは上記の2つの台詞の箇所でした。
『掃除屋K』より【2巻】(本作は作中タイトルなしです) → 衝撃
P74の部長検事はメシウマでした。
さんざん馬鹿にして侮辱していた相手が国家情報院という大統領直属のエリート組織のシークレットエージェントであることが判明し、上司からも揉めるなと釘をさされてしまいます。
このあともざまぁはひたすら続きますが、これまでの間にとんでもない悪態をつきまくっており、このシーンが初のざまぁだったので印象深かったです。
■おわりに
まだまだありますが、キリがないので特に心に残っているものだけをご紹介しました。
本記事では”涙を誘うシーン”と”笑いを誘うシーン”をご紹介しましたが外で読んでいて、人に見られるとキツイのでご注意ください。
私は『行け!稲中卓球部』を電車内で読み、ニヤニヤしているのを女子にみられてドン引きされたことがあります・・・。
ご紹介した中のいずれか一つでも、どこかのどなた様かの共感が得られたり、本記事がキッカケで読み始めて頂けたら嬉しく思います。