Tairablog

漫画、本、歴史、映画、仕事、日記

”ちょっとネタバレ”『3巻以内で完結』のオススメ漫画

 

私は良作は最低でも5巻はないと・・・(だって長く読みたいし、駆け足は勿体ないし)という考えなのであまり巻数が少ない漫画は好みではないです。


そんな私が「そうは言っても面白い漫画は面白いよね?」ということで、『3巻以内に完結』した”面白かった漫画”をご紹介いたします。

 

ご紹介の前に、注意事項です。
・個人の好みなので読んだけど面白くなかった場合もご容赦ください<(_ _)>
・順不同でランキングではありません。
・本記事の内容は2024年7月時点のもので、今後大幅に入れ替わったり、増減する可能性があります。

 

それではご紹介いたします。

 
■『3巻以内で完結』のオススメ漫画
DRAGON BALL外伝 転生したらヤムチャだった件
1巻で完結です。

タイトルがもう面白いですね。見た瞬間、買うしかない!と。

 

流行りの異世界転生でドラゴンボールの世界に転生した主人公は、よりによってヤムチャに転生します。
そして直ぐに思い出す、あのシーン。そうです。サイバイマンです。


ブルマ可愛いとウカれてましたが、すぐに我に返ります。やべーこのままではネットのオモチャにされる!と。


そして悟空が修行に行くと言った際に、原作ではブルマと一緒に西の都に行くのですが、悟空についていき亀仙人の元でクリリンと3人で修行することにします。
その後も、かりん様、超神水、神様の修行、前倒しでナメック星に行き最長老様に潜在能力を引き出してもらうなど。こうしてサイヤ人襲来までは頑張りましたが、その後はもう人では無理・・・。


そうして悩んでいると自分以外にも転生者がいることに気づき・・・。
1巻なのでサクッと読めますし、絵もドラゴンボールですしオススメです。

 


『ヘウレーカ』
1巻で完結です。寄生獣ヒストリエ岩明均先生の作品です。
作者名を見た瞬間買うしかない感じですが面白いです。


古代ギリシャの天才発明家と知り合った、主人公の物語です。
現代を生きる我々は当たり前になっていますが、最初に発明した人たちは本当に凄い。天才という言葉では現せないですね。

 


レベルE
上下巻の2巻で完結です。以前は単行本が3巻で完結でした。
天才富樫先生の作品です。


幽☆遊☆白書が終わったあとに少年ジャンプで2年間連載されたSF漫画です。連載終了から14年を経てアニメ化されるなど根強いファンがいる作品ですね。
オムニバス的な作品ですが、同じキャラが度々出てくる作品です。
よく考えつくなぁ、さすが!と言わざるを得ない展開がたった2巻の中にいくつもある名作です。

 


『ヤスミーン』
3巻で完結です。動物が人間風に生活している世界の物語です。


百獣の王であるライオンが支配する王国に暮らす、主人公の草食動物でトムソンガゼル。彼らはライオンに食べられません。


なぜなら不味いから。美食のライオン、食べられないけど安寧のためにライオンの奴隷になることを選んだトムソンガゼル、伝説の白いチーター。


動物達の争いは見応え抜群でオススメの作品です。

 

 

『粛清新選組
2巻で完結です。新選組で誰もが知っている近藤局長や土方歳三沖田総司ではない人が主人公の本作。
私は古代中国や日本の戦国時代は好きでよく読むのですが、あまり幕末は詳しくなく(でも好きなのは好き)何となく読み始めたら面白かったです。


新選組には厳しい「局中法度」という隊律があり、ちょっとしたことで「士道不覚悟」として切腹になるのですが、その切腹になるかどうかを調査する監察方(内部の警察みたいなもの)の山崎丞と林信太朗の物語です。

 

局中法度には、士道に背き間敷事(武士道に背くようなことをしてはいけない)、これは感覚でどうにでもなるので怖いですね。
局を脱するを不許(脱退不可)、辞める時は死ぬときということです。
他にも借金不可、私闘不可、訴訟不可と多くの厳しい決まりがあります。

 

そもそもが未だ若く、ワンパクな集団なのでサクサク破ってサクサク切腹となります。隊の中心人物や古参メンバーも切腹となっていますから恐ろしい掟ですね。

 

 

『勇者はひとり、ニッポンで~疲れる毎日を忘れたい!のびのび過ごすぜ異世界休暇~』
2巻で完結です。日本が異世界という扱いをされている世界の物語です。


魔王を倒すために日々、ストレスを抱える勇者は週に1度24時間だけお休みがもらえます。そのお休みは日本にいき至高の時間を満喫して自分を癒します。


居酒屋で飲んだくれたり、映画を見たり、安い早い巧いの丼を食べたり、スーパー銭湯に行ったり。勇者として頑張るけど、魔物と戦うシーンではなく「ニッポン」で満期するシーンがメインのコメディ漫画です。


コロッセオ(サッカーをやっているスタジアム)に辿り着けば眼前には魅惑の屋台たちが・・・。

飲み物も食べ物も多々ありますが、それほどお金を持っていない勇者は悩みます。英雄なのに(笑)

茶店でメニューに悩んだり、焼き鳥屋でタレ派かしお派で悩んだり。どうでもいいことで真剣に悩みます。

 

主人公の勇者パーティは主人公以外が女性です。

普段は勇者にツンツンな聖女、魔術師、剣士達ですが、全員が内心は勇者を意識しています。


しかし鈍感かつニッポンで頭がいっぱいの勇者は全く気付きません。
ゆるーく楽しませてくれるオススメ漫画です。

 

 

『MONSTER×MONSTER』
3巻で完結です。モンスターハンターHUNTER×HUNTERを組み合わせたようなタイトル(笑)


魔物がはびこる世界で、誰もが憧れる狩猟者(冒険者)、主人公も目指すと見せかけて、狩猟者ではなく主に家の中で活動するニート。ファンタジー漫画なのに仕事を探せ!と母親にたびたび詰められます。


とあるきっかけで一念発起し修行に明け暮れますが・・・。

3巻しかないのでサクッと読めるコメディ漫画です。

 

 

『ようこそ亡霊葬儀屋さん』
3巻で完結です。

似たタイトルで5巻完結の同じ作者さんによる『幽霊が視える葬儀屋さん』という作品もあります。


死者が視え、会話が出来る主人公。最後の願いを託されて残された遺族と関わっていきます。

 

思い残すことなく死ねる人ってどのくらい居るんでしょうね。というかいるのか?
当たり前の日常の最後の会話が些細な会話で、それっきりという人は世の中に沢山いると思います。


私も経験した2011年3月11日なんて、その最たるものですね。日常の超くだらないことで会話をしなかった、言い合いになったままだったのに「あの時」を迎えてしまった方が沢山いらっしゃると思います。

 

本作は言い残したこと、やり残したこと、行き違いや誤解を特殊能力を持つ主人公が関わることで解決し、残された遺族が前を向いていけるようになる物語です。


人の死がテーマの漫画は感動がエグイですね。死役所とかもですが、目に汗がたまりやすい漫画なので外で読むのはオススメしません・・・。

 

 

All You Need Is Kill
2巻で完結です。2014年に完結している漫画で、トム・クルーズ主演で映画化もされています。映画もめちゃくちゃ面白いです!

SFループもので絵がデスノートと似てるなと思ったら作画は小畑健さんでした。

 

エイリアンと死闘を繰り広げる人類、情勢はあまりよくありません。
エイリアンと戦う組織に所属している主人公も戦いに駆り出されますが、あっさり殺されてしまいます。痛い、苦しいと思いながら意識を失い、次に気が付くと一日前に戻っていました。逃げようが死のうが結末は同じで一日前に戻ります。


覚悟を決めた主人公は強くなることを選びます。

 

繰り返される昨日、同じ会話、同僚のイタズラ、エイリアンの襲来と無限ループだからこそゲームのようにパターンを覚えて攻略していきます。


最初に記載しましたが、映画版ではこのあたりをトム・クルーズが巧く演じてますね。
2巻しかないですが、超見応えがあるオススメ漫画です。

漫画が好きではない場合は映画を観てください。オススメです!

(漫画が好きでないならそもそもココ読まないか)

 


■おわりに
漫画は好きだけどあまり長いのは読みたくないという人も楽しめる巻数だと思います。
まだまだ面白い漫画は多くありますが、本記事はこのへんで。

 

どこかのどなた様かが、ご紹介したいずれかの漫画を気に入ってくれたら嬉しく思います。